レヴァークーゼンのフロリアン・ヴィルツ photo/Getty Images
13日にリヴァプール首脳陣と懇談
レヴァークーゼンのドイツ代表MFフロリアン・ヴィルツの去就に関するニュースが連日ドイツメディアを中心に報道され、注目度は日増しに高まっている。
ヴィルツをめぐる動きを特に本格化させているのは、バイエルン・ミュンヘン。
また、今シーズン限りでケビン・デブライネが退団するマンチェスター・シティもヴィルツを同選手の後釜として獲得することを検討しているとされ、ドイツのサッカー雑誌『Kicker』によれば13日(現地時間)にマンチェスターを訪れたヴィルツと父親で代理人も務めているハンス・ヴィルツ氏と接触。獲得の意向をヴィルツ父子に直接伝えたという。
こうした中、ドイツ紙『Bild』はリヴァプールもヴィルツの移籍先候補として浮上したと報じている。同紙によれば、ヴィルツ父子はプライベートジェットでマンチェスターを訪問する前、リヴァプール近郊のブラックプールにある空港に立ち寄り、そこでリヴァプールの首脳陣と約1時間にわたって懇談したという。ヴィルツは、自分のもとに届いた全てのオファーを検討対象とする方針のようだ。
ドイツの至宝と呼ばれるヴィルツを安売りする気はレヴァークーゼンには全くなく、移籍金として1億5000万ユーロ(約245億3000万円)以上を要求しているとされる。また、レアル・マドリードもヴィルツの獲得に興味を示していることから、実際に彼を獲得するにはレヴァークーゼンの要求以上の移籍金が必要になるのは必至だろう。
既に今年夏の移籍は確実と見られる中、果たしてヴィルツはどのような決断を下すのだろうか。