2026年のW杯出場権を獲得した日本代表 photo/Getty Images
9月にアメリカ、メキシコと対戦する日本
2026年の北中米ワールドカップに出場することが決まった日本代表は、今年9月に開催国であるアメリカ、メキシコ代表との親善試合を行うと先日日本サッカー協会(JFA)が発表した。本大会まで1年を切ったこのタイミングで、日本は開催国であるアメリカにてこの2カ国と試合を行うという。
9月のインターナショナルウィークでアメリカ代表とメキシコ代表はそれぞれ日本代表と韓国代表と対戦する。日本は6日(日本時間7日)にカリフォルニア州オークランドでメキシコ代表と、同9日(日本時間10日)にオハイオ州コロンバスでアメリカ代表と試合を行うことが決まり、本大会に向け非常に良いマッチメイクができたと言えよう。そんな中、メキシコ代表のスポーツディレクターであるドゥイリオ・ダビーノ氏がメキシコメディア『El Economista』にて今回対戦する日本、韓国の両チームについて言及。日本については「すでにワールドカップ出場を決めている日本のようなチームと対戦できることを大変嬉しく思う。彼らは非常に強いチームで、FIFAランキングでもトップ20に入っている」と評価。韓国については「非常に速く戦術的に組織化されたチームであり、ワールドカップ出場権獲得に非常に近づいている。これらの相手と対戦することで、他の大陸のチームと対戦するという目標は達成される」と語っていた。
メキシコ代表は現在 FIFAランキング17位でアメリカ代表は16位、日本は15位であることからランキングで見れば実力はほぼ拮抗していると言えよう。メキシコ代表を率いるのはかつて日本代表を率いたハビエル・アギーレ監督、アメリカ代表はトッテナムやPSGを率いたマウリシオ・ポチェッティーノ監督が率いる。今回の北中米遠征は、非常に見所がある2試合になることが予想される。