マンチェスター・ユナイテッドのブルーノ・フェルナンデス photo/Getty Images
財政難のユナイテッドはどうする
近年はその資金力を武器に欧州の優秀な選手を買い漁ってきたサウジ・プロリーグ。今夏も例年同様にヨーロッパの実力者を引き抜く計画があるようだ。
『Daily mail』によると、現在のターゲットはマンチェスター・ユナイテッドのブルーノ・フェルナンデスで、アル・ヒラルはすでにオファーを提示したという。
その内容は3年間で総額2億ポンドにも上るオファーで、ブルーノが移籍を決断すれば本人の給与としては現在の週給28万ポンドの約4倍、クラブとしては1億ポンド前後(約195億円)の移籍金が手に入ることになるという。
アル・ヒラルは現地時間で29日(木)中に決断するようユナイテッドに伝えたようだ。
同メディアによると、ユナイテッドは来季のCL出場権を逃したことで財政が圧迫されており、売却の可能性があると指摘している。ブルーノ本人も今回の報道を受けて「クラブが売り時だと判断するなら、それは仕方ないことだ。フットボールとはそういうものだ」と移籍を受け入れたと取れるコメントを残している。
アル・ヒラルは6月からスタートするクラブW杯を前に中盤の強化を目指しており、ブルーノがこのオファーを断れば、アストン・ヴィラのユーリ・ティーレマンス、アタランタのエデルソンがターゲットになるようだ。
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