世界前哨戦 那須川天心が人生初の全裸計量　準備整う前にパンツを下ろしかけ危うく局部を晒しそうになる珍事も
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秋には世界戦が予定されている那須川　（写真：本人インスタグラムより）

スタッフが慌てて制止

6月8日に有明コロシアムで開催される「PRIME VIDEO BOXNG 13」の前日計量が後楽園ホールで行われ、那須川天心がリミットを100グラム下回る53.4キロで一発クリアした。

那須川は、今回キックボクシング時代を含めて初めての全裸計量となった。

まず体重計に乗るとわずかにオーバーし、アクセサリーを外してもクリアできなかったため、3度目に下着を脱いで計量したところパスした。

那須川は計量を終えて、記者から全裸計量になったことを言及されると「いつもギリギリで乗りたいが、予備計量で200アンダーだったので、200飲んだら小数点以下の数値があいまいになってしまった」と調整に狂いが生じたことを明かした。

そして那須川は計量に慣れていないせいか、準備が整わぬうちにパンツを下ろそうとする珍事も起きた。スタッフが咄嗟に声をかけて制止し、赤いタオルで下腹部を隠して再び計量。那須川は危うく「公共の場で僕のスッポンポンを晒さずに済んだ」と笑うと、恥ずかしかったかと聞かれた際には「いや、全然、いつか全国の前でさらしてやろうという気持ちはあります」とジョークをかました。

バンタム級のリミットによる計量はプロボクシングキャリア2度目。乗りなおす事態になり、慣れない状況での減量だったことは明らか。それでも那須川は「めちゃくちゃ順調でした。最初は不安もあったが、減量期間や食べ物など色々試すことができた。あとはしっかりリカバリーして試合に挑むだけ。エネルギーも残ったままで、まだ全然落とせる余力はある感じ」と万全の状態であることをアピールした。

対戦相手のビクトル・サンティリャンも、リミットの53.5キロで一発クリア。
両者はフェイスオフで12秒ほど睨みあった。日々、ボクサーとして成長を続ける那須川の世界前哨戦は明日実施される。そこで彼がどんなボクシングを披露するか注目だ。

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