アトレティコを圧倒したPSG photo/Getty Images
暑さに選手たちは苦しんでいる
チャンピオンズリーグを制した勢いそのままに、クラブワールドカップのグループステージ初戦でもアトレティコ・マドリードを4-0で粉砕したパリ・サンジェルマン。
ややレフェリングに疑問が残るゲームではあったものの、アトレティコはCL王者PSGに圧倒されてしまった。
というのも、今回の舞台となるアメリカは猛暑が厳しいのだ。英『Daily Mail』によると、この試合後にはPSG指揮官ルイス・エンリケも「ゲームは明らかに気温の影響を受けていた。プレイの面で、90分を通してハードワークするのは不可能だ」と語っていて、30度を超える暑さとなれば走り続けるのは厳しい。
中盤からPSGをコントロールするMFヴィティーニャも「両チームにとって同じことだけど、難しいね。アトレティコはボールを持っていなかったから、僕たちより難しかったかもしれない。ボールを追いかける方が難しくなるからだ。この時間は暑い。顔が真っ赤になるよ。本当にしんどいゲームだったけど、出来る限り回復に努めていくよ」と語っていて、暑い中で相手のパス回しを追いかけるのは体力的にも精神的にも厳しい。
暑さとの戦いも今大会のキーワードの1つとなりそうで、堅守速攻型のチームにとっては厳しい大会となるかもしれない。