フルミネンセで活躍するチアゴ・シウバ Photo/Getty Images
揺るがぬ存在感
クラブ・ワールドカップの舞台で、40歳の守備職人が再び世界を驚かせている。フルミネンセのチアゴ・シウバが、ボルシア・ドルトムントとの一戦でフル出場し、チームのクリーンシートに大きく貢献した。
『Squawka』によると、この試合でシウバはデュエルで11回の内、9回勝利という圧巻のスタッツを記録。7回のクリアと3回のインターセプトで最終ラインに君臨し、相手の攻撃を幾度となく遮断した。
2024年の夏に古巣フルミネンセに復帰したシウバは、キャリア終盤にして再び国際舞台での輝きを取り戻している。試合後には『Globo』が「オ・モンストロ(怪物)はまだ健在」と評するなど、南米でも称賛の声が相次いだ。
ACミランやパリ・サンジェルマン、チェルシーと欧州の名門を渡り歩いたチアゴ・シウバ。40歳になった今でも、そのリーダーシップと守備技術は衰えていない。世界王者を目指す“怪物”の歩みに注目が集まる。