シュツットガルトのチェイス・アンリ photo/Getty Images
ウインターブレイクを境に状況一変
チェイス・アンリは、シュツットガルトの中で構想外となっていて、今年夏に同クラブを離れる可能性が高くなっているようだ。
チェイスは尚志高校を卒業後にシュツットガルトに入団し、昨年夏にはセカンドチームからトップチームへ昇格。
こうした中、先月にはオーストリアのRBザルツブルクがチェイスの獲得に興味を示しているとドイツのサッカー雑誌『Kicker』が報じるなど、同選手の去就に注目が集まっている。
新天地がザルツブルク以外になる可能性もあるが、少なくともチェイスが今年夏にシュツットガルトから別のクラブに移籍するのは確実であると見られている。ドイツ紙『Bild』は、シュツットガルトの今年夏の移籍市場での獲得候補と放出候補を予想した記事を掲載し、放出候補としてチェイスの名前を挙げて以下のように紹介している。
「このもじゃもじゃ頭の日本人選手は、シュツットガルトのチーム構想の中でもはや役割がなく、今シーズン後半はセカンドチームに降格となっていた。シーズン前半ではセバスティアン・ヘーネス監督のチームで先発メンバーに入ることもあったが、ミスが多くてブンデスリーガに適したパフォーマンスを見せることができなかった」
高校卒業後にJリーグを経ずに海外挑戦の道を選んだチェイスは、渡独4年目にして大きな試練に直面している。