レッドカードを受けたN・ジャクソン photo/Getty Images
フラメンゴに敗戦
クラブW杯グループステージ第2戦でフラメンゴと対戦し、1-3の敗戦を喫したチェルシー。ペドロ・ネトのゴールで先制には成功したが、逆転を許してしまった。
この試合の勝敗に大きな影響を与えたのはニコラス・ジャクソンの退場だろう。1-2で負けている64分にジャクソンはピッチに投入されたが、わずか4分後に足の裏で相手を踏みつけるような形で一発レッドの判定を受けた。
逆転を目指すために投入されたジャクソンだったが、結果的にチームを数的不利の状態にしてしまった。リーグ終盤でCL出場権争いの佳境を迎えた第36節のニューカッスル戦での一発レッドを受けたジャクソン。この試合でも軽率なレッドカードをもらってしまったジャクソンをチェルシーOBのジョン・オビ・ミケルは痛烈に批判した。
「信じられない、愚かな、本当に愚かなミスだ。彼の頭の中がどうなっているのか分からない。1-2で負けている状態で試合に出場し、チームは彼を必要としているのに、彼はそんなことをするんだ」
「彼はニューカッスル戦でもあれをやってしまった。CL出場権を得るために絶対に勝たなければならなかった非常に重要な試合だった。ミスを繰り返してはいけない。彼の不満がどれほど大きいかは関係ない。チェルシーは偉大なクラブだ」
「デラップがライバルになることに不満を抱いているとしても、自分がビッグプレイヤーであるならば、それを受け入れなければならない。我々はチームとして共に成功できるのだ」
「マレスカはこの選手をまだ信頼しているかどうか、あるいは自分が連れてきた選手であるデラップに固執するのかどうかを自問しなければならない。もし彼を信頼できないのであれば、デラップを先発させるべき時が来たということだ」
「彼は競争を受け入れていない。クラブで唯一の選手になりたいのだ。いや、健全な競争は重要だ。もし彼がそれを受け入れる準備ができていないなら、チェルシーにいるべきではない」
ジャクソンは試合後、ロッカールームでチームメイトに謝罪をしたようで、マレスカ監督はこの試合のレッドカードが今後の将来には影響しないと言及した。チェルシーにとってはデラップとジャクソンが切磋琢磨しながら成長していくことがベストだが、ジャクソンは今回の退場から学び、次に活かせるか。
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