この日は105球中75球がストライクだった菊池 photo/Getty Images
変化球のキレが抜群
ロサンゼルス・エンゼルスの菊池雄星投手が日本時間26日、本拠地で行われたボストン・レッドソックス戦に先発登板。7回を投げ、わずか3安打1四球2失点、自責点0に抑え、今季3勝目を挙げた。
菊池は初回、1死から味方のエラーをきっかけに2死満塁とすると、6番トレバー・ストーリーに左前適時打を浴びて2点を先制されてしまう。
それでも2回以降は、スライダーとチェンジアップを主体に圧巻のピッチング。2回と5回を3者連続三振に切って落とすなど今季最多の12奪三振を記録した。
チームは4回、5番ジョー・アデルと6番トラビス・ダーノーの2者連続本塁打で同点に追いつくと、5回にもこの二人の連続タイムリーで2点の勝ち越しに成功。6回には3番マイク・トラウトの右前適時打で5点目を挙げ、そのまま逃げ切った。
7回終了時、菊池がマウンドからベンチに戻る際には、この日の投球を讃え、スタジアム中から拍手が送られた。