去就注目のヴァーディ photo/Getty Images
フリーで移籍が可能
今夏レスターを退団した元イングランド代表FWジェイミー・ヴァーディの去就は大きな注目を集めている。
今夏レスターを退団した同選手はフリーで獲得可能だ。
そんなヴァーディには様々なクラブが興味を示していると考えられており、クリスタル・パレスやプレミアへの昇格決まったリーズとバーンリー、さらにイングランドの実質2部であるチャンピオンシップへの昇格を決めたレクサムとの関係が噂されている。
また日本代表の旗手怜央や前田大然らが所属するセルティックのライバルであるレンジャーズもヴァーディ獲得を狙うクラブの1つだ。
現在セルティックに4連覇を許すなど国内の覇権を握られているレンジャーズは、今夏元サウサンプトン指揮官ラッセル・マーティン氏を招聘し、王者奪還へのチーム作りを行っている。そんななか、元ストーク・シティの指揮官トニー・ピューリス氏はレンジャーズにとってヴァーディは魅力的な選択肢になると英『THE Sun』にて語った。
同氏は、今夏同クラブは新オーナーの下、多額の資金を使って補強に出ると推測しており、「ジェイミー・ヴァーディがレンジャーズに移籍すれば、大きなライバル関係に加わることになる。レンジャーズは新しいオーナーを迎え、チームに投資して競争力を高めたいと考えている」とコメント。さらに「ラッセル・マーティンは巨大なサッカークラブに所属しており、それに伴う期待も大きい。もし彼がビッグネームを獲得すれば、期待は飛躍的に高まるだろう」と、王座奪還へ期待寄せられる新監督にとってヴァーディは大きな存在になると語っている。
「ジェイミー・ヴァーディにはオファーが殺到するだろう」ともピューリス氏は語っており、他のプレミアリーグのクラブからのオファーが届くのを待っている可能性もあるようだ。
2015-16シーズンには奇跡のプレミアリーグ制覇を成し遂げ、2019-20シーズンにはプレミア得点王にも輝いたヴァーディの新天地選びからは引き続き目が離せない。