途中出場のムバッペがゴラッソ!レアルが終盤粘るドルトムントを...の画像はこちら >>

ゴールを決めたキリアン・ムバッペ(左) photo/Getty Images

終盤に劇的な展開

5日(現地時間)、レアル・マドリードはFIFAクラブワールドカップ2025準々決勝でボルシア・ドルトムントと対戦し、3-2で勝利した。

両チームにとって2023-24シーズンのUEFAチャンピオンズリーグ決勝以来の対戦となった試合は、前半からレアルが圧倒する。



10分、アルダ・ギュレルが左サイドの相手ペナルティエリアの角付近からゴール前にクロスを供給し、これをゴール前でフリーになっていたゴンサロ・ガルシアが右足で合わせて先制点をあげると、20分にもトレント・アレクサンダー・アーノルドの右からのグラウンダーの折り返しをファーサイドにいたファン・ガルシアが詰めて追加点。シュートチャンスを確実にものにしたレアルが2点をリードしてハーフタイムに入る。

後がなくなったドルトムントは、ハーフタイム明けにフェリックス・ヌメチャ、マクシミリアン・バイアー、ヤン・コウトを投入し、攻撃のギアを一段階上げて反撃を試みるが、ティボー・クルトワを中心とするレアル守備陣を前にチャンスを作り出すことができない。

しかし、試合は最終盤に点の取り合いとなる。後半アディショナルタイム3分にゴール前でアントニオ・リュディガーのクリアボールを拾ったバイアーが右足を振り抜いてドルトムントが1点を返すと、同4分にアルダ・ギュレルの右サイドからのクロスを途中出場のキリアン・ムバッペが右足ジャンピングボレーで合わせてレアルが再び2点差に。

ところが直後の同5分、ギラシがレアルのペナルティエリア内でディーン・ハイセンに倒されてドルトムントにペナルティキックが与えられ、これをギラシが自らゴール左上に決めてドルトムントが再び1点差に詰め寄る。

しかし、ドルトムントの反撃もここまで。2点目が入った直後にタイムアップとなり、レアルが3-2で勝利。準決勝進出を決めた。


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