マンチェスター・シティのギュンドアン photo/Getty Images
放出も噂されているが
大型補強の影響でスカッドが大きくなり、残りの移籍市場では放出が中心になると予想されているマンチェスター・シティ。すでにカイル・ウォーカーは完全移籍でバーンリーに移籍しており、彼に続くのは誰になるのだろうか。
昨季バルセロナから復帰したイルカイ・ギュンドアンは放出候補の1人だ。34歳とベテランの年齢であり、トルコの強豪ガラタサライ行きの可能性が報じられている。
しかし、『The Athletic』はギュンドアンが今でもシティ内で重要な存在として考えられており、残留する可能性が高いと主張している。
その根拠となるのが怪我の少なさによる稼働率の高さ、得点力、そしてポジションのバランスだ。
シティは昨季ロドリをはじめとする多くの主力が怪我で離脱を経験しているが、34歳のギュンドアンは離脱なしで24-25シーズンを走りぬいた。過密日程が続く中でも計算できる選手で、同メディアによると、ギュンドアンは2024年の末からシェフを雇い、食事から砂糖を接種することをやめたという。
同じ中盤では長期離脱からロドリが戻ってきており、来季のギュンドアンはより前目のポジションでの役割を与えられると予想できる。ギュンドアンは得点力のあるMFで、クラブW杯でもゴールを決めている。
昨季のシティはアーリング・ハーランド以外からの得点パターンが乏しく、試合を決めきれない難しさがあった。ただ、来季はロドリの復帰で中盤が安定し、ギュンドアンはより攻撃面に集中することができる。ボックス内への侵入は彼の強みの1つであり、ハーランドに次ぐスコアラーとしての姿を再び見ることができるのだろうか。
同メディアは中盤であれば、ギュンドアンよりもロドリ、そしてニコ・ゴンザレスとポジションを争うマテオ・コヴァチッチがプレイタイムの減少に苦しむだろうと予想している。