マンUのサンチョ photo/Getty Images
エランガの穴埋めに
ノッティンガム・フォレストが、マンチェスター・ユナイテッドで構想外となっているジェイドン・サンチョの獲得を目指しているという。『The Sun』によれば、昨季もレンタルでの獲得が噂されたが、実現せず。
ユナイテッド側は昨年の対立を経て、サンチョ放出の方針を崩していない。現在も一部の選手と共に「隔離組」とされ、主力メンバーとの接触すら制限されている状況にある。
フォレストがサンチョに目をつけた背景には、ニューカッスル・ユナイテッドへ移籍したアントニー・エランガの穴を埋める必要がある。エランガはサンチョと同じくユナイテッドで構想外となったが、昨季のプレミアリーグでは躍動し、多くのファンに惜しまれながら退団した。フォレストはサンチョにも同様の「復活劇」が期待できると見ている。
25歳のサンチョは、マンチェスター・シティのアカデミーを離れ、2017年にドルトムントでプロデビュー。137試合で50得点64アシストという圧巻の数字を残し、世界的注目を集めた。ユナイテッドは2021年に7300万ポンドを投じて獲得したが、3年間でわずか12得点と期待を裏切り、テン・ハーグ前監督との衝突によって構想外となっていた。
ノッティンガム・フォレストはこの才能を信じ、定期的な出場機会を与えることで再生を目指す構えだ。失意のサンチョが、新天地で再び輝きを放てるか。プレミアリーグ2025-26シーズンの注目株となるかもしれない。