井上尚弥のライバルに善戦した亀田 photo/Getty Images
0−2で判定負け
ボクシング・亀田三兄弟のいとこで、WBCフェザー級23位の亀田京之介がWBCスーパーバンタム級1位アラン・ピカソとフェザー級ノンタイトル10回戦で対戦し、判定負けを喫した。
亀田は前戦で元2階級制覇王者ルイス・ネリに敗戦。
亀田は、会場の米ラスベガスへのフライトの前には「ピカソと井上の試合をぶっ壊す」といつものようにトラッシュトークで意気込み、試合でも持ち味の攻撃的なスタイルを披露した。
1回から積極的にパンチを繰り出し、左をピカソの顔面に見舞うと、2回もプレッシャーをかけ続け、ペースを握った。3回はピカソが盛り返し、負けじと亀田も反撃。しかし中盤になるとピカソが攻勢をかけ始め、ラウンドを優位に進めていく展開となる。
徐々にピカソのパンチが亀田の顔面をとらえる場面が増え、7回8回とさらに劣勢となった亀田。コーナーに詰められ、左右のパンチをもらってしまう。その後も亀田が決死の反撃を仕掛けるものの、ピカソが最後まで手数で上回り10回が終了。KO負けこそなかったが0−2(95-95、93-97、92-98)で判定負けとなった。
試合後に亀田はピカソと健闘をたたえあい、相手の手を掲げて祝福。そしてその後に自身のXも更新し「朝早くから見てくれて、ありがとうございました! 俺は結果カマセ犬やったな! 言いたい放題言ってくれ! でも楽しかった! ピカソありがとう! 今後はちょっと考えます!」と投稿した。