中止から一転し来日すると報道されているバルセロナ photo/Getty Images
楽天が費用を負担と報道
中止と発表されたバルセロナとヴィッセル神戸の試合だが、一転して開催されるそうだ。各スペインメディアが一斉に報じている。
スペインメディア『MUNDODEPORTTIVO』は「バルセロナがついに日本へ!」と見出しをつけ、間も無く日本へ出発すると報道。「当初の予定と大幅に遅れが出たため、チームは日本遠征の新たなスケジュールを確定しなければならない。チームは今朝練習を行い、今日の午後に出発するか、金曜日に飛行機で出発する可能性がある」と伝えている。
バルセロナはアジアツアーを行うために、今月27日に日本でヴィッセル神戸と、7月31日、8月4日に韓国でFCソウル、大邱FCと対戦する予定であった。しかし現地時間23日に公式発表で、「プロモーターによる重大な契約違反のため、来週日曜日に日本で予定されている試合への参加を中止せざるを得なくなった」と公式で発表。騒動の発端となったプロモーターの支払い不備が発覚し、開催4日前にして突如中止を発表していた。
しかし状況は一転。『Jijantes』によれば、楽天が残りの支払い分を負担することになると報道。また、『Catalunya Ràdio』は「2017年から5年間、バルセロナのスポンサーを務めた楽天が、その部分の経済的費用を負担したことにより実現した。ヴィッセル神戸のオーナーである同社は、日本への未払いが評判の失墜や刑事上の損害を招くことを懸念し、子会社への支払いを怠った相手に支払いを行った」と伝えている。
なお、ヴィッセル神戸は20時30分頃に現在の状況をXにて投稿。「現時点におきまして、確定的な情報をお伝えできる状況にはございません。