マンUが導入した“謎の銀ジャケット”とは? F1や自転車界で...の画像はこちら >>

昨シーズンのユナイテッド Photo/Getty Images

極暑対策へアディダスと共同実験

マンチェスター・ユナイテッドの選手たちが、過酷な暑さの中でのパフォーマンス向上を目的とした革新的な冷却ジャケットの試験導入に参加している。この「銀色のジャケット」は、既にF1や自転車競技でも用いられており、体内の冷気を保ち、短時間で身体をクールダウンさせる効果があるとされる。



ユナイテッドは現在、プレシーズンツアーで米国シカゴに滞在しており、現地は今週2日連続で年間最高気温を記録する熱波に見舞われた。最高気温は摂氏35度前後に達しており、同クラブのパフォーマンス部門はアディダスとの共同開発のもと、暑熱環境下での冷却戦略を模索している。

この冷却ジャケットは、プレイ前のウォームアップ終了後やハーフタイムに選手が着用予定で、メットライフ・スタジアムで開催されるプレミアリーグ・サマーシリーズ初戦のウェストハム戦で初めて使用される。

『Daily Mail』によると、来年のワールドカップで同様の暑熱環境が想定されていることから、この技術は大会全体での活用が見込まれている。

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