アーセナルのマルティネッリ Photo/Getty Images
左サイドの補強も噂されるアーセナル
今夏すでに6名の新加入選手をファーストチームに迎えたアーセナル。待望のストライカーとしてスウェーデン代表FWヴィクトル・ギェケレシュの加入も果たされたが、さらに左サイドのアタッカーにも補強の話が持ち上がっている。
第一候補はクリスタル・パレスのエベレチ・エゼだといわれているが、マンチェスター・シティなどで活躍し、現在はコメンテイターを務めるマイカ・リチャーズ氏は、それが素晴らしい契約になるとポッドキャスト『The Rest Is Football』で語っている。
「アーセナルには新しいストライカーが必要だって何度言っただろう。昨シーズンは毎週そう言っていた」
「彼らはしばらく前から左ウィングの選手を必要としていた。私は今でもそう思っている。エゼ獲得のニュースも流れているね」
「(ガブリエウ・)マルティネッリは間違いなく仕事をこなせると思うが、今はむしろインパクター(途中出場選手)としての選手だ。ベンチから起用するのにぴったりだ。だからチームがエゼを獲得できれば素晴らしい」
マルティネッリは22-23シーズンにプレミアリーグで15ゴール5アシストを記録したが、一昨季は6ゴール4アシスト、昨季は8ゴール4アシストと、22-23シーズンほどのインパクトを残していない。豊かなスピードや献身的な守備は賞賛されることも多いが、一方で攻め手のバリエーションの乏しさは槍玉に挙がることも少なくない。
とにかく走力には優れているため、リチャーズ氏のいうとおりベンチに置いておけばこれほど怖い選手もなかなかいないが、エゼを獲得した場合スタメン落ちとなるのだろうか。