チェルシーのオーナーグループがまたもブライトンから引き抜き ...の画像はこちら >>

ブライトンでプレイしていたエンシソ Photo/Getty Images

ストラスブール経てチェルシーへ

チェルシーとストラスブールを所有するオーナーグループBlueCo.が、ブライトンからMFフリオ・エンシソを獲得するようだ。移籍市場のスペシャリストであるファブリツィオ・ロマーノ氏や英各紙が報じている。



21歳の攻撃的MFは昨季途中からイプスウィッチにローン移籍し、13試合で2ゴール3アシストを記録した。5月に膝の手術を受け離脱中だが、新天地で新たなスタートを切ることになるようだ。

BlueCo.によるブライトンからの引き抜きは続いており、これで5人目となる。DFマルク・ククレジャ、MFモイセス・カイセド、GKロベルト・サンチェス、FWジョアン・ペドロにエンシソが続くことになった。グレアム・ポッター元監督(現ウェストハム指揮官)およびスタッフも含めると、ブライトンへの支出はこれで2億5000万ポンドにも及ぶという。

エンシソはファビアン・ヒュルツェラー監督のもとでは定位置を確保できず、上記のようにローン移籍に回された。これからリーグ・アンのストラスブールでのプレイを経て、チェルシーへ加入する流れとなるようだ。負傷を抱える本人にとってもキャリアの仕切り直しとしては良い機会かもしれない。

BlueCo.は2023年にストラスブールを買収し、戦略の一環として、チェルシー入りを目指す若手の育成を行なっている。今季はストラスブールからの“卒業生”として、MFアンドレイ・サントスがスカッド入りした。

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