黒田博樹氏を抜いて987奪三振を記録した菊池雄星 トラウトも...の画像はこちら >>

奪三振ランキングではア・リーグで7位につけている菊池 photo/Getty Images

ハイクオリティスタートを記録

ロサンゼルス・エンゼルスの菊池雄星投手が、本拠地で行われたシンシナティ・レッズ戦に先発し、7回88球を投げ1失点と好投し、勝敗はつかなかったものの勝利に大きく貢献した。

菊池は初回、3者凡退に抑える中で、3番エリー・デラクルスから奪った見逃し三振でメジャー通算987奪三振を達成。

黒田博樹氏を抜いて日本人投手として歴代単独5位に浮上した。すぐ上には991奪三振の田中将大、3位の1055奪三振の前田健太も射程圏内だ。

菊池はその後、3回に1点を先制されるものの、すぐに同点に追いついてもらい力投を見せた。7安打を浴びてランナーを許しながらも、7回を1失点のみで抑え降板した。すると菊池が降板した次の8回にエンゼルスが勝ち越し、2−1で接戦に勝利した。

ハイクオリティスタートも記録する菊池の好投には、チームの主砲であるマイク・トラウトも称賛した。試合後のインタビューで「この試合に向けて真剣に準備する姿を見ていた。そして今日、あのような卓越したピッチングを見せてくれた。かなりすごかった」と語った。

ここまでフル稼働の菊池は、今季27試合目の登板となり、成績は6勝8敗、防御率3.42となった。奪三振ランキングではア・リーグで7位につけている。

編集部おすすめ