オサスナ戦に先発したヴィニシウス photo/Getty Images
ロドリゴより圧倒的に上と言えるだろうか
19日にラ・リーガ第1節でオサスナと対戦し、1-0と勝ち点3をもぎ取ったレアル・マドリード。シャビ・アロンソ新体制として悪くないリーグ戦のスタートではあるが、オサスナ戦は盤石の内容だったとは言い難い。
スペイン『SPORT』が問題視するのは、FWヴィニシウス・ジュニオールだ。アロンソはオサスナ戦でもキリアン・ムバッペとヴィニシウスを同時起用しているが、両者の相性については昨季から疑問の声があった。
今回のオサスナ戦ではムバッペがPKを含む6本のシュートを放ち、8回のドリブルを成功させたのに対し、ヴィニシウスはドリブル4回仕掛けて成功は1回のみ、シュートも1本とやや寂しい内容だった。オサスナの守備を称えるべきとも言えるが、攻撃面が物足りなかったのは確かか。
ベンチには去就が注目されるFWロドリゴ・ゴエスもいるが、アロンソは今夏のクラブワールドカップ2025でもロドリゴよりもヴィニシウス&ムバッペを優先してきた。しかしヴィニシウスのパフォーマンスが上がらないとなれば話は違ってくるはずで、同メディアはヴィニシウスがロドリゴよりも圧倒的に上なのかと疑問を投げかける。
「どういうわけか、彼は控えめな内容に終わったCWCに続き、悪い時間を長引かせている。オサスナ戦でもヴィニシウスのスタッツに改善は見られなかった。すでにマドリーサポーターの中には、ヴィニシウスのプレイタイムを減らして別の道を模索すべきと考え始める人もいるだろう」
今のチームはムバッペが攻撃の中心となっており、ヴィニシウスとの連携が良くなっていくかは分からない。ヴィニシウスも守備を頑張ろうとする姿勢はあったが、今後もスタメンで固定し続けていくべきなのか。アロンソが攻撃陣をどう動かしていくのか注目される。