ベルギー人GKのラメンズ Photo/Getty Images
着々と進む補強
マンチェスター・ユナイテッドがロイヤル・アントワープ所属のGKセネ・ラメンズ獲得に向けて交渉を進めているようだ。23歳のベルギー人守護神は複数クラブの関心を集める中、ユナイテッドは将来を見据えた補強の一環として獲得を急いでいると報じられている。
『TEAMtalk』のディーン・ジョーンズ氏は、ユナイテッドがラメンズに照準を定めたことを伝えた。さらにファブリツィオ・ロマーノ氏も「ラメンズはユナイテッド加入に個人合意しており、交渉は進行中」と自身のSNSで明かしており、フランスやイタリア勢に先んじて契約をまとめたい意向だという。
アントワープ側は移籍金として1500万~2000万ユーロを要求している模様で、ユナイテッドは即時加入のほか2026年までアントワープに残留させるプランも検討している。これはリヴァプールがギオルギ・ママルダシュヴィリを獲得した際の手法に似ており、先行投資型の戦略が背景にあるようだ。
今夏のユナイテッドはマテウス・クーニャ、ブライアン・エンベウモ、ベンヤミン・シェシュコと攻撃陣を刷新したが、守備的補強も欠かせない。ラメンズは将来性豊かなGKであり、今のうちに確保できれば大きな戦力資産となる。クラブの青写真に合致する動きであり、次なる一手に注目が集まる。