ホワイトのコンディションは万全というわけではなさそうだ Photo/Getty Images
アルテタの新たな実験が見られるか
プレミアリーグ開幕節のマンチェスター・ユナイテッド戦を1-0と辛勝し、内容はともあれ勝ち点3を得たアーセナル。第2節のリーズ戦は今季初のホームゲームであり、昇格組が相手とあって快勝といきたいところだ。
しかし選手に負傷の懸念が生じている。FWカイ・ハフェルツが膝の負傷で離脱した模様。さらに『THE Sun』によれば、右サイドバックのベン・ホワイトおよびユリエン・ティンバーにコンディション不良の疑いがあるという。
同紙によれば水曜日の公開練習中、ホワイトは姿を見せなかったようだ。ティンバーはトレーニングの最初のほうに参加していたが、より肉体的なトレーニングに移るとそのセクションから外れ、理学療法士とともにサイドラインに立っていたという。
単なる予防措置である可能性が高いが、今のところミケル・アルテタ監督は両選手をトレーニングで危険にさらすことを望んでいないことは明らかだと同紙は伝えた。
もし両者とも欠場した場合、右サイドバックは誰が務めるだろうか。昨季はMFのトーマス・パルティが右SBを務めた試合がいくつもあったが、彼はもういない。
第1候補はリッカルド・カラフィオーリか。昨季も流れのなかで緊急的に右SBに回った試合があった。そつなくプレイしており、逆足ではあるが確実な選択肢かもしれない。左SBにはマイルズ・ルイス・スケリーがいる。
あるいは今夏獲得したクリスティアン・モスケラがSBとしてデビューを果たすかもしれない。CBの選手だが右SBとしてもプレイ可能であり、加入して日が浅いが、早速出番が回ってくれば本人のモチベーションも上がるだろう。
あるいは戦術的にパルティを右SBに置いたように、アルテタ監督の新たな実験が見られるかもしれない。