今夏サンダーランドに加入したジャカ photo/Getty Images
プレミアリーグに帰ってきたジャカ
サンダーランドに所属するスイス代表MFグラニト・ジャカ(32)は今夏の移籍について振り返っている。
2023年夏にアーセナルを離れ、レヴァークーゼンへ移籍を果たしたジャカ。
そんなジャカが今夏レヴァークーゼンを退団することは大きな話題となり、同選手はプレミア昇格組のサンダーランドを選んだ。その決断の裏には将来のキャリアを見据えたものがあったという。スイス『Blick』にて語った同選手のコメントを英『Daily Mail』が紹介している。
「サンダーランドでのこの経験は、私の将来に大きく役立つと信じている。私は指導者としてのキャリアを積みたいと思っている。だからこそ、苦しみや連帯感を経験することが大切なんだ。今後数ヶ月は多くの困難に直面することになるだろう。それがサッカーのもう一つの側面であり、それが私を形作っていくのだ」
「ここでは、彼らはスポーツのために生き、呼吸し、そして苦しんでいる。何が起こっても、この決断を後悔することは決してない。私はキャリアの中で多くのスタジアムでプレイしてきたが、正直言って、サンダーランドでの最初のホームゲームは、私がこれまで経験した中で最高の試合のひとつだった」
「ファンとクラブ全体の熱狂は凄まじいものだった。
現役引退後に指導者への転身を示唆したジャカはサンダーランドでの経験が自分の将来に役立つと感じ、今回の移籍を決断したという。
今夏1億ポンドを超える大型補強を行い、プレミアリーグ残留を目指すサンダーランド。開幕戦はウェストハムに3-0で勝利と素晴らしいスタートを切った。キャプテンマークを巻くジャカはなかでも大きな期待を背負うが、サンダーランドをどのように引っ張っていくのか、注目だ。