多彩な変化球で打者を翻弄したダルビッシュ photo/Getty Images
圧巻の投球
日本時間23日に行われたロサンゼルス・ドジャースとの天王山で先発し、6回1失点で3勝目を飾ったサンディエゴ・パドレスのダルビッシュ有が、大谷翔平との対決を振り返った。
この試合、大谷とは3度対戦し、第1打席では一ゴロ、第2打席は右直と打ち取り、第3打席は四球を与え、出塁を許していた。
まずダルビッシュはこの日の投球を振り返り「前回、結構真っすぐを投げたので、向こうも変化球が多くなるっていうのはわかってたと思う」と語ると「でもやっぱり僕はいつもドジャース戦ではいろいろ違うことをするので、たぶん向こうも確定的ではないっていうところで、いろいろ(変化球を)ミックスしたのは良かった」と述べた。
そして大谷と対戦時の配球については「先週も日曜日に対戦しているし、ただでさえ、3打席目は難しい」と言及すると、その3打席目の攻め方について「やっぱりちょっと考えながら、フォアボールでもいいっていうような配球を。あそこはちょっと申し訳ないですけど、大谷くんには。でも、そうしました」とチームの勝利を最優先したことを明かした。
この勝利でパドレスは遂にドジャースと同率ながら首位に浮上。このカードは残る2戦、25日に行われる3戦目はドジャースの山本由伸が先発予定だ。