日本の若き大型FW後藤啓介がシント・トロイデンで想像以上のブ...の画像はこちら >>

アンデルレヒトからSTVVにレンタル移籍している後藤(写真はアンデルレヒトでのもの) photo/Getty Images

リーグ戦3試合で2ゴールと見事なスタート

今季のベルギー1部リーグで幸先の良いスタートを切ったのがシント・トロイデンだ。開幕5試合で4勝1分と見事なスタートで、驚きの首位発進だ。



チームを支えるのは日本人選手たちであり、24日のズルテ・ワレヘム戦ではMF山本理仁、途中出場のFW後藤啓介のゴールで2-0と勝利。

特に名門アンデルレヒトからレンタルで加わった後藤の活躍は大きい。昨季のシント・トロイデンではFWアドリアーノ・ベルタッチーニがリーグ戦で21ゴールを挙げる活躍を見せたが、今夏にアンデルレヒトへと移籍。そのベルタッチーニと入れ替わる形でやってきたのが後藤で、ここまでリーグ戦3試合で早くも2ゴールの活躍を見せている。後藤がベルタッチーニの穴を埋めてくれれば言うことなしだ。

ベルギー『Het Belang van Limburg』も後藤の獲得が正解だったと見ていて、シント・トロイデンでの活躍次第で所属元のアンデルレヒトで出番を掴む日がくるはずと伝える。

「後藤の獲得は非常に賢明な判断だったと思う。彼は目を閉じていてもゴールを決められるタイプだ。ラ・ルヴィエール戦、ズルテ・ワレヘム戦でのゴールの奪い方が彼のクオリティを物語っているよ。もし良いシーズンを過ごせば、アンデルレヒトで出番を掴むことも十分に考えられる」

ジュビロ磐田からベルギー挑戦を選んだ後藤は20歳と若い191cmの大型FWであり、将来的には日本代表においても貴重な点取り屋に育つ可能性がある。シント・トロイデンでのスタートは上々で、チームを上位へ導いたとなればアンデルレヒトで活躍する道も見えてきそうだ。



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