オーストラリア代表で活躍したヴィドゥカ photo/Getty Images
指導者の道に進む可能性は低い?
昨季にイングランド2部からの昇格を決め、今季は再びプレミアリーグの戦いに挑んでいるリーズ・ユナイテッド。近年は2部で戦う時間も長くなっているが、1990年代の後半から2000年代前半にかけては強い時代があった。
その時代を支えたレジェンド選手の1人が元オーストラリア代表FWマーク・ヴィドゥカだ。日本のサッカーファンにとっても馴染みのある選手で、当時のオーストラリア代表ではハリー・キューウェルやティム・ケイヒルらと共に強烈なライバルだった。
ヴィドゥカはリーズで4シーズンプレイしたが、その4シーズン全てでプレミアリーグ二桁得点を記録している。中でも2002-03シーズンには20ゴールを奪っており、リーズにとっては特別な点取り屋なのだ。チームも2000-01シーズンはリーグ4位、2001-02シーズンは5位に入るなど、欧州カップ戦でも戦えていた。
そんなヴィドゥカは今何をしているのか。現役キャリアは2009年に終え、そこからヴィドゥカはクロアチアに生活拠点を移している。そこで選んだ第2のキャリアは、喫茶店経営だ。
オーストラリアサッカー界としては、特別なセンターフォワードだったヴィドゥカに指導者の道へ進んで欲しいとの思いもあるかもしれない。しかし英『Telegraph』によると、ヴィドゥカは指導者にあまり興味がないと語っている。
「私は自由が好きなんだよ。サッカーの仕事に就けば、生活全体がサッカーを中心に回ることになるだろう?でも私はやりたい時にやりたいことをするのが好きなんだ」
何でもヴィドゥカはギターの愛好家でもあり、いろいろな趣味があるようだ。