開幕節ではデ・ブライネ(左)とマクトミネイ(右)が揃ってゴール photo/Getty Images
開幕節で見えた可能性
セリエA開幕節でサッスオーロを2-0で撃破し、連覇へ良いスタートを切った王者ナポリ。今季のチームで注目ポイントの1つになるのは、マンチェスター・シティから加わったMFケビン・デ・ブライネがどこまで活躍するかだろう。
実力はベルギー代表とマンCで十分すぎるほど証明されており、サッスオーロ戦では少々ラッキーな形ながらフリーキックから得点も記録している。
中盤では他の選手も見逃せない。伊『Gazzetta dello Sport』が早くも黄金の4人衆と注目するのは、デ・ブライネ、昨季MVPのスコット・マクトミネイ、一歩引いたところから2人をサポートするフランク・アンギサ、スタニスラフ・ロボツカの4人衆だ。
デ・ブライネは攻撃に創造性をもたらし、マクトミネイは昨季リーグ戦で12ゴールを奪うなど得点力が覚醒。アンギサは攻守にアップダウンすることができ、ロボツカは中盤の底からゲームを組み立てられる。それぞれ個性に違いがあり、この4人が機能すればかなり面白い中盤になるのではないか。
『Get Footballnews Italy』は「中盤は形と役割を変えながらも、質と激しさを落としていない。コンテがチームに植え付けた不屈の精神はもちろん、選手から最大限の質を引き出せている。まだ一緒にトレーニングした時間は短いが、コンテは初戦からこの4人を中盤に配置することに何の躊躇いも見せなかった。ナポリ2年目を迎え、コンテはピッチ上での完璧さを追求し続けている」と4人の可能性に期待をかけている。
この4枚はセリエAでも屈指の組み合わせとなるポテンシャルがあり、ナポリは昨季以上に強いチームとなるかもしれない。