ワトフォードに加入したイランクンダ(右) photo/Getty Images
バイエルンのトップチームでは出番を掴めなかったが
昨夏にオーストラリアのアデレード・ユナイテッドからバイエルンへと移籍し、話題を呼んだオーストラリア期待の逸材FWネストリ・イランクンダ(19)。
ただ、名門バイエルンの壁は高い。トップチームで出番を掴む夢は叶わず、昨季はスイスのグラスホッパーにレンタル移籍し、今季からはイングランド2部のワトフォードへ完全移籍することになった。
しかし、イングランド2部への挑戦は良い判断だったかもしれない。イランクンダは22日に行われたイングランド2部の第3節スウォンジー戦に出場すると、35分に直接フリーキックを叩き込んで移籍後初得点を記録した。
地元メディア『Watford Observer』によると、イランクンダはイングランドでプレイすることが長年の夢だったと語っていて、ここまでは望んだ通りになっていると言えそうだ。
「イングランドでプレイすることは僕の夢だったし、それを実現しようと努力してきた。バイエルンにイングランドへ行きたいと伝えたところ、クラブ側もそれを受け入れてくれた。今はここに来られて嬉しい。ずっと夢見てきたことだ。昨季はスイスにレンタル移籍したけど、チャンピオンシップ(イングランド2部)の方が良いリーグだと思う。ボールに触れる時間も長くなったと感じている」
イランクンダはすでにオーストラリアA代表でも常連メンバーになりつつあり、イングランド2部でのアピールから2026ワールドカップへ繋げたいところ。ワトフォードでのスタートは上々で、ポテンシャルがどれほどのものか試されるシーズンとなりそうだ。
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