バイエルンのハリー・ケイン photo/Getty Images
コースを読まれて失敗
27日(現地時間)、バイエルン・ミュンヘンはDFBポカール1回戦でSVヴィースバーデンと対戦し、3-2で勝利した。
60分までに2点をリードをする優位な試合運びを見せていたバイエルンだったが、64分と70分に立て続けに失点し、一気に追いつかれた。
その決勝点を決めたケインにも驚くべきミスがあった。16分に得たペナルティキックの場面では助走のリズムを変えて巧みにウィースバーデンの守護神フロリアン・シュトリツェルのタイミングを外して得点をあげた同選手だったが、76分に訪れたこの日2度目のペナルティキックはゴール左隅に強いシュートを放ち、シュトリツェルに止められた。
ケインがペナルティキックを失敗したのは2022年のカタールワールドカップ準々決勝のフランス戦以来で、バイエルン移籍後では初。公式戦での連続成功回数は31回でストップとなった。
試合後にイギリスメディア『SKY』のインタビューに応じたケインは、ペナルティキックの失敗について以下のように語っている。
「こういう日もある。相手のゴールキーパーも本当に素晴らしいセービングを見せたし、1試合で2回目のペナルティキックというのは少し難しいものなんだ。もちろん2回目のキックも決めたかったけど、イメージしていたものよりも少しだけ上手く打つことができなかった」