アカデミー出身MFの放出は“絶対ダメ” 逸材巡るアモリム監督...の画像はこちら >>

ユナイテッドのメイヌー photo/Getty Images

主力との競争

マンチェスター・ユナイテッドのレジェンド、ジョン・オシェイ氏が、クラブの若き才能コビー・メイヌーの去就と、ルベン・アモリム監督の発言について言及し、波紋を呼んでいる。

『talkSPORT』によると、メイヌーは今夏の移籍市場最終週にユナイテッドを去ることも検討しているという。

新たな契約交渉が進展しない中、チャンピオンズリーグ出場クラブからのオファーがあれば、移籍を視野に入れているようだ。

メイヌーは今シーズン、プレミアリーグ開幕から2試合連続でベンチ入りしているものの、出場機会は得られていない。カラバオカップで4部相手に先発出場したが、クラブを敗退から救うことができなかった。ニューカッスルやチェルシーが長期的に関心を持っているという噂が浮上する中、オシェイ氏は「彼は間違いなくクラブの未来の一部であり、成功を収めるだろう。ユナイテッドは彼を失うわけにはいかない」と述べ、放出に断固反対の姿勢を示した。

また、オシェイ氏は、リーグ戦でメイヌーを起用しなかった理由についてアモリム監督が語った発言にも疑問を呈している。アモリム監督は「メイヌーは(ブルーノ・)フェルナンデスとポジションを争う必要がある」と語っていた。この発言についてオシェイ氏は、「彼のライバルがブルーノだけだと言ったのは少し奇妙に感じた」と述べ、その真意を測りかねている。

アモリム監督の発言は、メイヌーへの期待の表れなのか、それとも単なる心理戦なのか、その意図は定かではない。しかし、クラブの象徴的な選手であるB・フェルナンデスとの競争を強いることは、メイヌーにとって大きなプレッシャーとなるだろう。果たして、この若き才能はクラブの期待に応え、定位置を勝ち取ることができるのか。彼の今後の活躍から目が離せない。

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