釣り記事に激怒 レッドブルのインディカードライバー獲得報道を...の画像はこちら >>

揺れるレッドブル陣営 Photo/Getty Images

根も葉もない噂

レッドブルが、インディカーのチャンピオンであるアレックス・パロウの獲得を検討しているという報道が浮上したが、所属チームのオーナーであるチップ・ガナッシ氏が「釣りタイトル」だと一蹴した。この報道は、レッドブルがマックス・フェルスタッペン氏のチームメイトとして、パロウを迎え入れるためにガナッシ氏のチームに接触したと報じていた。

『RacingNews365』が伝えている。

レッドブルは2019年以降、フェルスタッペンのパートナーとしてピエール・ガスリー、アレクサンダー・アルボン、セルジオ・ペレスといったドライバーを次々と交代させており、現行の角田裕毅も12レースでわずか7ポイントしか獲得できていない。こうした状況から、パロウの獲得が噂されたようだが、ガナッシ氏は「私はパロウと話したが、彼は誰も話したことがないと言っていた」と報道を否定している。

パロウ自身も、「何も聞いていない」と語っており、この噂はインディカーの他のドライバーの代理人が、自分のシートを狙って流したのではないかという見解を示している。パロウとガナッシ氏との関係は、過去にも契約問題で揉めた経緯がある。2021年の初タイトル獲得後、マクラーレンへの移籍を巡って一度は関係が悪化した。

しかし、ガナッシ氏が契約の有効性を主張し、最終的に和解。パロウはマクラーレンのF1シミュレーター作業を行うという合意がなされた。その後の2024年シーズンにマクラーレンへ移籍する予定だったが、パロウが心変わりしガナッシ氏の下に残留。現在、この契約違反を巡って訴訟が起きている。

才能あるドライバーが、F1へのステップアップを噂されるのはよくあることだ。しかし、今回の報道が単なる噂に過ぎなかったことは、パロウ自身のコメントからも明らかである。
トップレベルでの競争が激化するモータースポーツ界では、選手やチームを巡るゴシップもまた、一つのエンターテインメントとなっているのかもしれない。

編集部おすすめ