シュツットガルトでブレイクしたヴォルテマーデ photo/Getty Images
移籍金はかなり高額だが……
今夏はFWアレクサンデル・イサクを手放すことになったが、代わりに市場閉幕間際にシュツットガルトからFWニック・ヴォルテマーデ、ブレントフォードからFWヨアン・ウィッサを獲得したニューカッスル。
特にドイツの若き逸材ヴォルテマーデを引き抜いたのはちょっとしたサプライズだ。
ヴォルテマーデについては賛否両論といったところかもしれないが、マンチェスター・シティなどで活躍した解説のマイカ・リチャーズ氏はかなりの才能があるとプッシュする。プレミアでも活躍できると感じているようだ。
「ニューカッスルが彼を獲得したと聞いた時、良い取引だと思ったよ。プレミアに適応できるかどうか。彼は体も大きく、技術があってスピードもある。ビッグマンにしてはボールタッチがしっかりしているイメージだ。もちろん誰もが彼の高額な移籍金を話題にするだろう。若手にしてはかなり高額だからね。でも、ポテンシャルはかなり高いと思うよ」(『TBR Football』より)。
ニューカッスルはヴォルテマーデの獲得に8500万ユーロを投じたとされている。
ただ、リチャーズ氏の言葉通りポテンシャルは高い。198cmの長身に加えてテクニックがあり、同メディアは今夏に獲得したウィッサと2トップを組ませることも可能と見ている。ヴォルテマーデは1列下がったところでもプレイできるため、ウィッサと縦関係を築くのも悪くないだろう。