シティのベルナルド・シウバ photo/Getty Images
今季からシティの新主将に
カイル・ウォーカーやケヴィン・デ・ブライネの去ったマンチェスター・シティでは、ベルナルド・シウバが新キャプテンとしてチームを束ねている。2017年5月にモナコからシティに加入して以降抜群のテクニックと戦術理解の高さでチームの牽引役を務めてきたシウバだが、今季は名実ともにチームの顔としてさらなる活躍が期待されている。
しかし、そのシウバの去就をめぐって気になるニュースがポルトガルで報じられている。同選手の古巣であるベンフィカで近々行われる会長選挙に立候補しているジョアン・ノローニャ・ロペス氏は、自身が会長となったらシウバの復帰に向けて動くと明言。早ければ来年1月の冬の移籍市場でシティと交渉の席に着きたいと考えているようだ。
「私は、ベルナルド・シウバに対するオファーの準備をしていることを認める。絶対に来年1月に契約したい。彼はベンフィカの下部組織出身で、ベンフィカというクラブの価値を証明する存在だ。私にとって最も重要な選手なんだ。彼は、ベンフィカに求められる全てのことを体現している」(ドイツ紙『Sport Bild』より)
シウバとシティとの現在の契約は来年6月末までとなっていて、現時点で契約延長に向けた話し合いが始まったとの報道はない。また、シウバは「いつの日かベンフィカに戻りたい」とこれまでにも度々発言していたことから、シティとの契約が満了間近に迫った時期に古巣から声が掛かれば移籍話が一気に進展する可能性はある。
10月25日に行われるベンフィカの会長選挙がシウバの去就に大きな影響を及ぼすことになりそうだ。