バイエルンで活躍したボアテング Photo/Getty Images
バイエルンではリーグ優勝9回、トレブル2回を達成
元ドイツ代表DFジェローム・ボアテングが金曜日、現役引退を発表した。
昨季LASKリンツに所属し、今季は無所属となっていたボアテングはソーシャルメディアに1分ほどの動画を投稿し、現役生活とファンに別れを告げている。
「私は長い間ビッグクラブで、そして国のためにプレイしてきました。そのすべてを通して学び、勝ち、負け、そして成長してきました。サッカーは私に多くのものを与えてくれました。今は前に進むときです。そうしなければならないからではなく、準備ができているからです」
「チーム、ファン、そして私を支えてくれた人々に感謝しています。そして何よりも家族、子供たち。彼らはいつも私を支えてくれました」
ルーツをガーナに持ち、ベルリン生まれのボアテングはヘルタ・ベルリンのユースで育ち、同クラブでプロデビューした。マンチェスター・シティを経てバイエルン・ミュンヘンへ2011年に移籍すると、ブンデスリーガ9回、チャンピオンズリーグ2回など多くのタイトル獲得に貢献する。12-13シーズンと19-20シーズンには3冠も達成した。
ドイツ代表としても76キャップを持ち、2014年のブラジルW杯では主力として活躍。ドイツ代表の優勝に貢献している。