チェルシーでプレイするラヴィア photo/Getty Images
今季はまだ出場していない
今夏も積極補強を行い、若いチームながら着実に力をつけているチェルシー。各ポジションに実力者を揃えているが、怪我に悩まされ、思うようにプレイできていない選手がいる。
2023年夏にサウサンプトンからチェルシーにやってきたラヴィア。今シーズンで加入から3年目を迎えるが、同選手の公式戦出場数はわずか23試合のみ。度重なる怪我に悩まされている。
エンツォ・マレスカ体制のチェルシーは戦力外とみなした選手を容赦なくチームから外し、今夏も多くの選手を売却したが、稼働率の低いラヴィアをどう見ているのか。通常負傷離脱が多すぎる選手は売却候補に名を連ねることも少なくないなか、英『TBR Football』によると、チェルシーは変わらずラヴィアのことを高く評価しており、怪我の問題があっても同選手を完全に信頼しているようだ。
ラヴィアは出場すれば、チームに違いをもたらすことができる選手で、マレスカ監督は以前「コンディションが良ければ、彼は最高のミッドフィルダーの一人」と称賛していた。また元マンチェスター・ユナイテッドのガリー・ネビル氏も「もし彼が1シーズンを通してプレイできれば、彼はチェルシーのNo. 1ミッドフィールダーになる」と絶賛するなど実力は折り紙つきだ。
チェルシーの中盤にはエンソ・フェルナンデス、モイセス・カイセド、アンドレイ・サントスといった選手らがいるが、コンディションが万全ならラヴィアがスタメンで起用されても不思議ではない。
今シーズンもまだ出場がなく、依然としてコンディション不良が心配されるラヴィアだが、再びピッチで躍動する姿を期待するファンも多いはずだ。