今季の仕事は新守護神のサポート!? 昨季リーグ優勝に貢献した...の画像はこちら >>

昨季バルセロナの優勝に貢献したシュチェスニー photo/Getty Images

2番手に序列低下もチームのために

バルセロナでプレイする35歳GKヴォイチェフ・シュチェスニーは今シーズンの自身の役割について言及した。

アーセナルやブレントフォード、ローマ、ユヴェントスなどを渡り歩き、長年トップレベルで活躍してきた同選手は昨夏現役引退を発表していたが、マルク・アンドレ・テア・シュテーゲンの長期離脱を受けてバルセロナが同年10月に獲得。

一度引退していたとは思えぬパフォーマンスを見せ、リーグ優勝をはじめとする国内3冠に大きく貢献した。

今夏には2027年6月までの契約延長を結んだシュチェスニーだが、今シーズンの正GKの座はエスパニョールから加入した24歳のGKジョアン・ガルシアが務めている。シュチェスニーは控えGKに序列を落としたが、同選手はそれを受け入れており、若き新守護神を支えることが今シーズンの自分の仕事になることを理解しているという。

「私は控え選手で、何か特別なことがない限り、これからも控え選手のままだ。今シーズンの私の役割はジョアン・ガルシアが可能な限り最高の状態で試合に臨めるように準備を整えることだ」

「彼は驚異的なポテンシャルを持つゴールキーパーだ。すでに欧州でもトップクラスだ。この役割を担えることを誇りに思う。新契約を結んでからずっと準備してきた。失望はしていない。ジョアンは最高レベルでの経験が不足している。それが彼が強化すべき点だ。シーズンを通して安定したレベルを維持できるよう、私がサポートするつもりだ。
3日おきにプレッシャーのかかる試合をこなすのは簡単じゃない。それは彼が学ぶべきことだ。彼の成功に貢献できることを願っている」(スペイン『SPORT』より)

すでにジョアン・ガルシアはバルセロナの新守護神として素晴らしいパフォーマンスを見せており、称賛の声も多く集めている。素晴らしいスタートを切ったと言えるが、その裏には経験豊富なベテランGKの献身的なサポートがあったようだ。

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