未勝利どころか“4戦無得点”のアストン・ヴィラはどうした!?...の画像はこちら >>

アストン・ヴィラのロジャーズ Photo/Getty Images

強力な攻撃陣も沈黙

今季のプレミアリーグの驚きのひとつが、昨季6位のアストン・ヴィラの低迷だ。まだ4節までしか消化していないとはいえ、2分2敗は想定外だっただろう。

リーグカップ3回戦でもブレントフォードにPK戦の末敗れており、今季公式戦で勝ちがない。

なにより、未だプレミアリーグでの得点が「0」。オリー・ワトキンズ、モーガン・ロジャーズ、エミリアーノ・ブエンディアといった強力な攻撃陣を擁しながら、ネットを揺らすことができていないのはどうしたことか。

昨季大きな活躍を見せ、PFA年間最優秀若手選手にも選ばれたロジャーズは、その難しさについて語った。『Mirror』が伝えている。

「大変だったよ。それは隠せない。去年は予想外の活躍だったかもしれないけど、今ではみんな僕のことを知っているし、僕のプレイも知っている」

「彼らは僕を止めようとしてくる。今はどうやって次のレベルに進み、それに対抗できるかが問題だ。優秀な選手でも、向上しようと努力しなければすぐに見破られてしまうんだ。難しい状況で、チームとして少し苦戦したけど、それもサッカーの常だ。プレミアリーグだからね。
いつ誰が勝ってもおかしくない」

「勝ちたいから、勝てなかったら嬉しくない。心配することはないと思うけど、同時にもっと改善しなければいけないこともわかってる。同時にそれが挑戦なんだ。チームとして大きなモチベーションになっている。なぜなら、僕たちにはまだまだ貢献できることがたくさんあるとわかっているし、まだ誰にも何も見せていないからね」

第5節では昇格組のサンダーランドとアウェイで戦うアストン・ヴィラ。しかしロジャーズ本人が言うように、プレミアリーグではいつ誰が勝ってもおかしくない。スタジアム・オブ・ライトは熱いサポーターが集まる“難所”であり、サンダーランドは久々に帰ってきたプレミアの舞台に燃えているチームだ。

今節こそ無得点に終止符を打ち、初勝利を掴むことができるか。

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