マンUの指揮官アモリム photo/Getty Images
両チームに退場者がでる試合に
リヴァプールのOBであるジェイミー・レドナップ氏はチェルシーに2-1で勝利したマンチェスター・ユナイテッドを称賛した。
開始早々の5分にチェルシーの守護神GKロベルト・サンチェスが退場したことで、数的有利な状況で試合を進めることができたユナイテッドは14分にブルーノ・フェルナンデスがゴールを決めると、37分にはカゼミロが追加点を奪い、2点のリードを確保した。
しかし、前半ATにカゼミロが2枚目のイエローカードをもらい、退場。そのため後半はチェルシーペースで試合が進み、ピンチを迎えるシーンも少なくなかった。80分に失点を許してしまったユナイテッドだったが、体を張った守備で同点ゴールは許さず。大雨の中行われたビッグマッチで2-1の勝利を果たした。
前節のマンチェスター・ダービーは0-3で敗戦するなど、厳しい視線が集まっていたユナイテッドだが、気持ち溢れるプレイで勝利を手にした。
そんななか、この勝ち点3はユナイテッド、そして手腕が疑問視されていたルベン・アモリム監督にとっても価値あるものだったと、レドナップ氏は考えている。
「これはアモリム監督にとってマンチェスター・ユナイテッドの監督として達成した最大の成果だ。少なくともホームでは間違いなくそうだ。今日は彼にとって大きな出来事だった。カゼミロが退場処分を受けてからは緊迫した展開になり、最後まで持ちこたえられるか不安だった」
「しかしブルーノ・フェルナンデスは素晴らしかった。特に後半は。彼が戦いを引っ張った。
「正直言って、とんでもない試合だった。交代選手も戦術変更も、時々ついていくのが大変だった。でも、あまりのカオスぶりにむしろ楽しかったよ」(英『Sky Sports』より)
今シーズンもここまで厳しい視線が送られているアモリム・ユナイテッドだが、この勝利から波に乗ることができるか、注目だ。