アズーリの将来を背負うと言われた男も“26歳” 各地を転々と...の画像はこちら >>

アタランタでも結果は出なかったザニオーロ photo/Getty Images

今季はウディネーゼでのチャレンジ

イタリア期待の若手と呼ばれていた男も26歳。中堅世代となったのがMFニコロ・ザニオーロだ。



ザニオーロは2018年にインテルからローマへ移籍し、ポテンシャルを発揮した時もあった。しかし怪我にも苦しみ、思ったほどのブレイクは出来なかった。

2023年からは各地を転々とするキャリアになっていて、まずはローマからトルコのガラタサライへ完全移籍。その半年後にはイングランドのアストン・ヴィラにレンタル移籍し、昨夏にはアタランタへレンタル移籍。今年2月にはフィオレンティーナへレンタル移籍し、そして今夏はウディネーゼへレンタル移籍している。

これらのレンタル移籍は、お世辞にも上手くいっているとは言えない。母国イタリア・セリエAで再ブレイクのきっかけを掴みたいところだが、アタランタでは23戦3ゴール3アシスト、フィオレンティーナでは13戦0ゴール0アシストと成績は寂しいものだった。

ウディネーゼでは14日のセリエA第3節・ACピサ戦、第4節・ミラン戦に途中出場したが、ここから結果を残せるだろうか。本人はイタリア代表入りの目標もあるようだが、現状は厳しいだろう。まずはクラブで結果を出す必要があり、ザニオーロはウディネーゼでの挑戦について次のようにコメントしている。

「ハッピーで前向きな気持ちだよ。ルニャイッチ監督は素晴らしい人だし、ウディネーゼは本当に僕を欲しがってくれた。
僕もウディネーゼでプレイしたかった。キャリアのこの段階では評価されているとの実感がほしいし、今季は良い結果を残したい」

「自分は変わったし、成長したとも感じている。目標はハッピーにサッカーを楽しむことだ。(代表入りは)ここで良い成績を出して、自分がどんな選手であるかを証明しないとね」(『sky Sport』より)。

もう若手の年齢ではない。アタッカーとしてセリエAで分かりやすい結果が欲しいところだが、今季こそ結果を残せるか。



編集部おすすめ