ベリンガム弟、チュクエメカ、グロス、ザビッツァーらドルトムン...の画像はこちら >>

ドルトムントに加わったジョーブ・ベリンガム photo/Getty Images

今のブンデスでは最も豪華な中盤とも

ドルトムントはドイツの絶対王者バイエルンに喰らいつけるだろうか。前線ではエースのセール・ギラシが今季も良いスタートを切ったが、今のドルトムントで見逃せないのが中盤の構成だ。



今夏にはサンダーランドからジュード・ベリンガムの弟であるジョーブ・ベリンガムを獲得し、さらにチェルシーからレンタルで加わっていたMFカーニー・チュクエメカも完全移籍に切り替えた。

これにより、ブンデスリーガ公式は「指揮官ニコ・コバチに8人の頼れるMFがいる」と特集している。現ブンデスリーガではNo.1のMF選手層ではないかと見ているのだ。

その8人とはベリンガム、チュクエメカの若さ溢れるエネルギッシュな2人に加え、フェリックス・ヌメチャ、経験豊富なマルセル・ザビッツァー、チャンスメイカーのパスカル・グロス、より攻撃面での貢献が期待できるユリアン・ブラント、低い位置からチームを支えるエムレ・チャン、サリフ・エズジャンの8人だ。チャンは負傷で出遅れているが、本来はセンターバックにも入れるチームの頼れるリーダーである。

ドルトムントは先日行われたチャンピオンズリーグ・リーグフェーズ第1節でユヴェントスと4-4ドローの激しい撃ち合いを演じたが、このゲームではヌメチャとザビッツァーが中盤でコンビを組み、試合途中からベリンガム、ブラント、グロスが登場。ベンチにはチュクエメカも控えていて、確かに中盤の層はかなり厚くなっている。

バリエーション豊富な中盤を軸に、ギラシにチャンスボールを供給していく。これがドルトムントの攻撃パターンとなるが、バイエルンにどこまでついていけるだろうか。



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