ベテランならではの老練な投球で5勝目を飾ったダルビッシュ photo/Getty Images
粘投でチームの勝利に貢献
パドレスのダルビッシュ有が、今季のレギュラーシーズン最終登板で5勝目(5敗)を挙げる力投を披露した。
ダルビッシュは日本時間27日、本拠地ペトコパークで行われたダイヤモンドバックス戦に先発。
立ち上がりの初回、ケテル・マルテにソロ本塁打で1点を先制され、2回は四球で走者を許しながらも後続を断ち無失点。3回にはジェイコブ・マッカーシーにソロ本塁打を浴びて2失点目を喫したが最小失点で踏ん張った。
4回も走者を背負いながら無失点に抑え、粘りの投球を続けると、打線が直後に奮起。フェルナンド・タティスJr.の満塁弾が飛び出し、3点リードする展開に。
続く5回のマウンドにもあがったダルビッシュは、味方の好守備にも助けられ無失点でこの回を投げきり降板。試合はそのままパドレスが逃げ切り、7-4で勝利を飾った。ダルビッシュに5勝目がついた。
パドレスはポストシーズン進出を決めており、10月1日から始まるワイルドカードシリーズで、今永昇太、鈴木誠也が所属するカブスと対戦する。
パドレスと同じナ・リーグのポストシーズンには、大谷翔平や山本由伸、佐々木朗希を擁するロサンゼルス・ドジャースも進出が決定している。またア・リーグでは吉田正尚が所属するレッドソックスも進出する。レギュラージーンズ終了後も続く日本人選手のプレイに注目だ。