ユヴェントスFWヴラホビッチの獲得レースにバイエルンも本格参...の画像はこちら >>

ユヴェントスのドゥシャン・ブラホビッチ photo/Getty Images

25歳の万能型ストライカー

以前から去就に注目が集まっていたヴィクトル・ギェケレシュやベンヤミン・シェシュコといった大物ストライカーが今年夏の移籍市場でビッグクラブに引き抜かれた今、ユヴェントスのドゥシャン・ヴラホビッチはフォワードの選手では最大の注目銘柄になりつつある。

まだ25歳と若く、身長190㎝の長身を活かしたポストプレイと空中戦の強さに加えてシュート精度の高さも併せ持っている万能型のストライカーであり、さらにユヴェントスとの契約は来年6月末で満了となる。

これまでユヴェントスは再三にわたって契約延長を要請しているが、ヴラホビッチはこれを全て拒否。今シーズン終了後の退団が確実視されている。

これだけの逸材を来年夏にフリー移籍で獲得できるチャンスがあるとすれば、ビッグクラブが注目しないはずはない。有力な新天地候補としてバルセロナやマンチェスター・ユナイテッドの名前が取り沙汰されている。

こうした中、ドイツのバイエルン・ミュンヘンもヴラホビッチの獲得を本格的に検討し始めているようだ。同クラブにはハリー・ケインという絶対的なエースストライカーがいるが、彼も既に32歳とベテランの域に達しているため、後継者としてヴラホビッチをリストアップしているとドイツ紙『Bild』は報じている。

また、イタリア人ジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏もバイエルンがヴラホビッチに興味を示しているとSNS『X』で投稿している。

「バイエルンは2026年夏に新しいストライカーの獲得を検討しているため、ヴラホビッチに電話をかけて彼の現在の状況について問い合わせた。今のところ正式なオファーは出ていないし、交渉も行われていない」

バイエルンは、2022年夏にもロベルト・レヴァンドフスキの後継者としてヴラホビッチの獲得に動いていた。しかし、当時は移籍金をめぐるユヴェントスとの交渉がまとまらず、失敗に終わっていた。

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