■<就活企業研究シリーズ>企業業績、従業員数、給与と最近の株価



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シリーズでお伝えしている「就活企業研究シリーズ」。最新のデータを参考に、工学院大学の卒業生が就職する就職先人数が上位企業ランキング及びその上場企業1社についてピックアップをし、有価証券報告書( https://www.daiwahouse.com/ir/shouken/pdf/80yuuhou.pdf )をもとに過去5年間の業績動向、従業員数、年間平均給与や最近1年間の株価動向について見ていきましょう。



■工学院大学の卒業生が就職する上位企業ランキング



工学院大学が発表した2019年5月現在の同大学を卒業した就職人数が5人以上の上位就職先は以下の通りです。



  • 大和ハウス工業:13人
  • 関電工:8人
  • 日立製作所:8人
  • 凸版印刷:8人
  • 東急コミュニティー:8人
  • 野村不動産パートナーズ:7人
  • 東海旅客鉄道:7人
  • 富士通ゼネラル:6人
  • NSD:6人
  • 東芝テック:6人
  • 大成建設:6人
  • いすゞ自動車:6人
  • 竹中工務店:6人
  • 能美防災:6人
  • 清水建設:5人
  • 新菱冷熱工業:5人
  • スズキ:5人
  • 日本コムシス:5人
  • ケーヒン:5人
  • 富士ソフト:5人

■就職先企業の業績、従業員数、給与と最近の株価



さて、上位就職先企業の中から、特徴的な企業の業績動向や従業員数、給与とともに最近の株価を見ていきましょう。



大和ハウス工業

同社の過去5年の業績動向を見ていきましょう。



投資家が注目する親会社株主に帰属する当期純利益は、2015年3月期は1171億円、2016年3月期は1035億円、2017年3月期は2017億円、2018年3月期は2363億円、2019年3月期は2374億円となっています。



では、同社の従業員数や給料はどうなっているのでしょうか。



連結の従業員数は4万4947人。また、単体の従業員数は1万5901人で平均年間給与は907.3万円となっています。平均年齢は38.8歳です。



最後に同社の過去1年の株価動向について見てみましょう。



過去1年は、今年春には2900円を割れるなどしましたが、現在は3600円を超える株価水準となっています(2019年9月現在)。



大和ハウス工業の過去1年の株価推移



【2019年最新】工学院大学の学生が就職する上位企業ランキング

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■まとめにかえて



ここでお示ししたランキングや企業が必ずしも学生の人気ランキング順というわけではありません。



積極的に採用する企業が結果として上位就職先企業となっている側面もあります。ただ、学生が就職を希望しないことには最終的には就職先にはなりません。

その観点からも、採用側の企業と大学生の需要と供給が一致した結果といえるでしょう。



最後に、企業研究をする際には、今回参考したような有価証券報告書や決算説明会資料なども参考にするとよいでしょう。決算説明会資料はどの投資家にもわかるように説明がされていることも多く、学生にとっても有益な資料といえます。決算説明会資料はアニュアルレポートほど堅苦しくなく、事業ごとの業績が分かりやすい資料といえます。



【参考資料】

工学院大学「 過去3ヵ年の主な就職先」( https://www.kogakuin.ac.jp/career/lastyear.html )



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