親世帯と同居する家庭が少なくなってきたとはいえ、まだまだ同居家庭があるのも事実です。子世帯が同居を始める理由は「子育てを手伝ってもらえるから」とか「家賃がかからずに済むから」など皆それなりに下心があるようです。
自分自身におじいちゃんおばあちゃんが近くに住んでいてヨカッタという体験があったことで「同居」と「近居」の違いを見抜けずに同居を始めてしまったお嫁さんAさん(完全同居の働くお母さん)が姑からいわれる切ない言葉たち3つをご紹介します。
■「もっと働いて」
子供のPTAなど行事があって仕事から早く帰ったときのことです。姑に「ただいま」と声をかけると「もう帰ってきたの?もっと働いてくればいいのに」といわれたそうで。同じように朝いつもと同じ時間に会社へ行かないと口には出さないけれど明らかに「何でまだいるの?」という目で見てきます。
息子夫婦がローンを組んで買っている家に住んでいるのに、ローンを払っている本人がゆっくり家にいられないというのは一体、どういうことなんでしょうか?ちなみに、姑は一緒に住み始めるときに若干の資金援助をしてくれ、その後食費を月々5,000円入れていましたが、次第に払わなくなりました。食費も家賃も光熱費も全て息子夫婦持ちです。
「子供を保育園に入れていて可哀そう」という姑もいますが、このようにお嫁さんを「お金を家に入れる人」と勘違いしているケースもあるのです。
■「バイトのくせに忘年会に行くなんて」
A子さんはパートタイムで勤務しています。会社の忘年会に誘われて、旦那さんに相談してご飯や子供の面倒の段取りをつけたあと姑に「忘年会に行ってきます」と報告したら「バイトなのに忘年会に出るの?」と釘を刺されたそうです。A子さんは普段早めに帰ってきて、姑の分を含めたご飯の支度や子供の世話をしているのに、です。
自分は上げ膳据え膳で夕食を食べているのにもかかわらず、です。
実は、自分だけ蚊帳の外で話が進んでいたことも姑がヘソを曲げた原因だったようです。
■「今日はご飯、早いのね」
A子さんの子供が大きくなり、高校受験のタイミングになりました。子供は夕方から夜のかけての個別指導の塾に通い、塾の時間がまちまちです。それに合わせてご飯の時間も変わります。塾の都合でいつもより早い時間にご飯を持って行ったとき「今日はご飯早いのね」と一言。(同居ですがご飯は別々に食べています)「塾があるから早い」という旨を伝えても「今新聞読んでいるのに…」など、いつも時間に持ってこないから何かの作業の途中というアピールをしてきます。
年配なので自分のペースで自分のことをしたい気持ちは分かりますが、気を遣いながら夕食をもっていかなければならないことに疲れたとA子さんはいっていました。
■嫌味はスルーするが一番
態度で嫌がらせをされても、言葉に出さないのなら慮る必要はありません。もちろん姑は態度でメッセージを送ってきていますが、それを受け取る必要はありません。普段気がきく人ほど先回りして人の機嫌を察知してしまいがちです。でもそれは時に「思い込み」のこともあります。
心配ばかりしていたら=人からどう思われているかを気にしすぎていたら、自分の中の気持ちのベクトルが減らされてしまいます。
自分の大切なものを再認識して、大切なものにベクトルを向けて集中させてみませんか?姑はどこまでいっても「他人」です。他人のつまらない干渉にエネルギーを取られるなんてもったいない!です。自分の好きなこと、大切な人のことにエネルギーや時間を割いて、楽しい人生を送った方がいいと思いませんか?
嫌味はスルーして我が道を行くことをオススメします!