「夫を愛しているからこそ、お義母さんともうまくやりたい。でも、意地悪な態度は許せない!」そんな、夫と姑との間で苦しんでいるあなた、“やられっぱなし”では心身がもちませんよね。

そこで今回は、ちょっとした心理テクニックを使って気軽に試せる反撃方法をご紹介します。



■もう耐えられない!向こうから“仕掛けてくる”姑



掃除をしようとしたら「勝手にやらないで!」と怒られ、それならと指示待ちでいると「言われなきゃ動けないの?」と嫌味をチクリ。このように、何をやっても辛く当たってくる姑に悩まされている人は多いようですね。



同居の有無を問わず、ことあるごとに“仕掛けてくる”姑。特徴的なタイプを挙げてみます。



タイプその1「嫁は私よりも下」思考の、“マウンティング”姑

常に「自分が一番」タイプ。とにかく自分だけがスポットライトを浴びていたい欲求が強く、「私には××の権利があるけど、あなたにはないのよ」と、上下の差を見せつけようとするでしょう。



タイプその2「嫁は息子を奪った女」思考の、“ファイティングポーズ”姑

「自分の息子を奪った女」とばかりに嫁を敵対視してファイティングポーズを崩さない姑もいます。このタイプは「あら、こんなセンスの悪いネクタイを買ってくるなんて、息子がかわいそう」などと、嫁のすることに対してケチをつけてくることが多いようです。



タイプその3「未知なる存在は断固拒否」思考の、“鎖国”姑

自分の価値観ややり方に固執し、それに合わない存在は排除しようとするタイプ。「私の若い頃は、こんなことくらい苦労でもなんでもなかった」「今の若い嫁ときたら」といったセリフをよく口にするでしょう。



いずれの姑にも共通して、「強い不安」の心理が背景にあるようです。「攻撃は最大の防御なり」とばかりに彼女たちは先に攻撃を仕掛けることで、「自分が正しい。自分の方が勝っている」と安心したいのかもしれません。



■反撃開始!今日からできる、効果的リベンジ方法



それでは、リベンジ方法についてご紹介します。

ちょっとした心理テクニックを使ったものばかりですが、ジンワリと効いてくるでしょう。



とにかくオーバーに褒めちぎる

姑のやることなすこと、「うわぁ素晴らしい、鳥肌が立ちました!」「お義母様はやはりおっしゃる言葉のひとつひとつ、格が違いますね」など、とにかく大げさに褒めます。覚えの悪い犬がやっとお手を覚えたときに褒めるような感覚です。姑はだんだん不愉快になり、口数が減るでしょう。



無表情は何よりも恐ろしい

あなたを不愉快にさせたくて攻撃を仕掛けてくる姑には、怒りや悲しみの表情を見せたら負け。ここは無表情で相手の動揺を誘います。理不尽なことをされたら、関心のないTVCMを見ているときのような表情で見つめ返してみてください。感情の読めない顔は不気味です。「なんなの、その態度は」と言われたら、クスっと笑って「すみません、つい」といっておきましょう。



沈黙、そして「あ、なんですか」

電話でのやりとりなら、嫌味をいう姑に相槌を打つのをやめましょう。ひたすら沈黙していると、相手は「私の話、聞いているのかしら」と不安になってきます。「ちょっと、聞いてるの?」ときたら、すかさず「あ、すみません、なんですか。最初からお願いします」と伝えましょう。



帰省しない

姑と離れて暮らしている場合、できる限り義実家に帰省しないのも有効手段です。このとき、夫や子どもも帰省させないようにするのがポイントです。「嫁は憎くても息子と孫はかわいい」姑にとって、物理的に会えないようにすることは痛手となるでしょう。



■あなた自身の心身の平穏を保つコツ



色々とご紹介しましたが、要はあなたが姑からの仕打ちを気にすることなくいつでも穏やかな状態であることが、最大の反撃ともいえますね。



そこで、日常にぜひ取り入れていただきたいのが、以下のリフレッシュ方法です。



深呼吸する

悩みにとらわれると呼吸が浅くなって不眠やイライラの原因にもなりかねませんので、まずは深呼吸を。新鮮な酸素をたっぷりと吸い込み、脳をスッキリさせましょう。



肌に磨きをかける

バスタイムに少し時間をかけてボディケアを入念に。若くみずみずしい肌はあなたに自信を与えるでしょう。



体を動かす、たくさん笑う

ウォーキングなどで体を動かしている間は姑から思考が切り離せるため、ストレス解消に効果的です。また、声を出して笑うことも心をポジティブに保つ“薬”となります。



■あなたが笑顔で輝いていることが何よりも大事



嫁と姑の争いは、遠い昔から絶えないもの。ある程度は割り切っていく強さも必要でしょう。しかし、どうしても許せないと思ったら、まずは夫に相談したり、ママ友にアドバイスを求めたり、ひとりで抱え込まないようにしましょう。何よりも大事なのはあなたが笑顔で輝いていられることなのですから。



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