愛煙家にとって、仕事の合間の一服は貴重なリラックスタイム。とはいえ、最近は職場もお店も、タバコを吸うことができる場所は減る一方。
オフィスでありそうな、そんなシチュエーション。ご自分でも経験されたり、身近で起こって相談されたりした経験がある方もきっと多いはず。
■第36話:仕事の効率
とある会社に勤務する中堅社員の主人公。ある日の業務時間中、係長から「君、ちょっと一緒に外に来なさい。」と声を掛けられました。仕事の話かと思いきや、外に出た係長は、おもむろにポケットからタバコを取り出して火をつけ、主人公に一言。
「え、俺、タバコ休憩のカモフラージュ⁈ しかも見張り役まで?」
さすがにそれは…と思った主人公。「そこまでして吸わなくても。」と抗議してみますが、「何言ってるんだ。一服することで、後で集中して仕事ができるんだ。むしろ効率がいいだろう?」と係長は涼しい顔。仕事を中断させられている主人公が「俺の効率は無視かよ…。」と心の中でつっこむと同時に、頭の中で、いつものごとく妄想スイッチが入ります…。
タバコ休憩を終え、自席に戻った係長。
「それ吸っちゃいけないやつだろ…。」と、思わず、自分の妄想に突っ込んでしまう主人公。(妄想終了)
何にせよ、この場はおとなしく付き合ったほうが面倒がない、と判断した主人公。「はい、見張っておきます。」と、しばらくの間、係長のタバコ休憩につきあいます。
係長と一緒に仕事場に戻ると、後輩の新人女子が何やら書類を手に近づいてきました。
「え?」と言いながら、慌てて手渡された書類をチェックし始める係長。だんだんと複雑な表情になり、「そんな…。
このあとどうなったのかはさておき、周囲に迷惑をかけてまで自分の休憩時間を優先させる上司や同僚に悩んている読者の中には、思わずニヤリとしてしまった方もいるのではないでしょうか。妄想シャイン、次回もどうぞお楽しみに。
【マンガ記事】妄想シャイン
入社3年目でようやくこなれてきたサラリーマンの主人公は、ストレスが溜まるとひたすら妄想しながら乗り切る、妄想社員。オフィスでよくある、ちょっとしたイライラやモヤモヤを、今日も妄想しながら乗り切ります。
前回のお話
- 第35話 自己管理能力⁈( https://limo.media/articles/-/20031 )
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