「うまい、はやい、やすい」のキャッチフレーズで知られる吉野家は、吉牛(よしぎゅう)の愛称でも親しまれる老舗の牛丼チェーン店です。



唐揚げや豚丼など、看板メニューである牛丼「じゃない方メニュー」のラインナップも豊富(※編集部注)ですが、メニューだけではなく、サイズのラインナップもたくさんあります。



今回は、吉野家の看板メニューである牛丼のサイズで一番大きい「超特盛」にフォーカス。そのサイズ感をじっくり味わいながらレポートします。



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■吉野家牛丼で一番大きなサイズ「超特盛」とは



さいしょに、吉野家の牛丼サイズのラインナップを整理しましょう。



吉野家の牛丼は、「小盛」から「超特盛」まで6種類。同社ホームページで公表されている、各サイズの店内価格(税込)とカロリーは以下の通りです。



  • 小盛: 404円・488kcal
  • 並盛: 426円・635kcal
  • アタマの大盛:547円・724kcal
  • 大盛: 613円・846kcal
  • 特盛: 778円・1013kcal
  • 超特盛:818円・1152kcal

2022年現在、吉野家牛丼で最もビックなサイズ「超特盛」は、2019年に「小盛」とともにスタート。1991年、牛肉自由化にともない「特盛」が始まって以来、実に28年ぶりの新サイズ登場でした。



なお、この「超特盛」の牛丼は、発売から約1カ月で100万食を達成して注目を集めたことでも話題になりました。



■「吉野家・超特盛牛丼」実際のボリューム感は?



吉野家ホームページでは、各サイズの正確なグラム数などは公表されていませんが、「超特盛」はご飯が大盛、肉が大盛の2倍です。



つまり、「お肉の量がとにかく多い」の一言に尽きるサイズといえるでしょう。



■気になるカロリーは?



吉野家の公式HPによると、牛丼のカロリーは「並盛」の635kcalに対し「超特盛」は1152kcal。ほぼ2倍のカロリーです。



ご飯1杯(160g)がおおよそ250kcalと言われていますから、超特盛牛丼の場合、ご飯4~5杯分のカロリーを1回の食事で摂取していることになりますね。



■並盛と超特盛。ボリューム感を比べてみる



では、実際の大きさを見ていきましょう。今回、「超特盛」だけでは大きさが視覚的に分かりづらいので、加熱式タバコの箱(4.8cm×7.5cm)を横に添えて、並盛りと比較してみました。



まずは並盛から。



並盛のボリューム感はこちら



吉野家・超特盛牛丼を徹底食レポ。「並盛2杯」とのコスパ比較も

写真:LIMO編集部



 



 



続いて「超特盛」のサイズ感もどうぞ。



やっぱり大きい!超特盛の「こんもり」感。



吉野家・超特盛牛丼を徹底食レポ。「並盛2杯」とのコスパ比較も

写真:LIMO編集部



超特盛の専用の器で、並盛より横も縦も一回りほど大きめです。器から肉とご飯がはみ出ている感じからも、そのボリューム感がわかります。



■「吉野家・超特盛牛丼」肉の存在感が圧倒的



肉の量が大盛の2倍となれば、やはり見た目も量も相当なインパクトがあります。



実際に肉を片側に寄せてみましたが、山盛りになるくらい肉がぎっしりと詰まっています。



これが「超特盛」の肉量だ!



吉野家・超特盛牛丼を徹底食レポ。「並盛2杯」とのコスパ比較も

写真:LIMO編集部



大盛などであれば、バランスを考えながら食べ進めていかなければ、ご飯だけが余ってしまうこともあるでしょう。

でも、「超特盛」であれば、その心配はかなり減るはずです。



■吉野家・超特盛牛丼で「トッピングを思う存分楽しむ」



超特盛は、並盛の2倍近くの量があります。よって、半分くらい食べ進めてもさらに「並盛」と同じくらいの量が残っているわけです。そこで、今回は半分食べた時点でキムチをトッピングし、味変をしました。



「超特盛+キムチ」トッピングもじっくり楽しめる幸せ!



吉野家・超特盛牛丼を徹底食レポ。「並盛2杯」とのコスパ比較も

写真:LIMO編集部



さらに残りが4分の1程度になった時には紅生姜と七味を加えてかき込んでフィニッシュしました。



吉牛超特盛。シメは紅生姜で!



吉野家・超特盛牛丼を徹底食レポ。「並盛2杯」とのコスパ比較も

写真:LIMO編集部



一度の牛丼で色々な味を心置きなく楽しむ事ができるのも、「超特盛」ならでの、ジャンボな醍醐味ではないかと思います。



■吉野家・超特盛牛丼。「並盛2杯」とのコスパ比較も



カロリーベースで計算すると並盛2杯がお得ですが、肉をたくさん食べたいなら、超特盛がおすすめです。



米を多めに食べたいか(並盛2杯)、肉を多く食べたいか(超特盛)で変わってくるでしょう。



金額も「並盛」2杯で852円(税込)、「超特盛」1杯で899円(税込)なので、「並盛」の方がやや安くなる、という計算に。ここは胃袋と相談しながら、どちらを選ぶか決めるとよさそうですね。



■まとめにかえて



今回は、吉野家牛丼で最も大きなサイズ、「超特盛」のボリューム感や味わい方を食レポしました。



ガッツリと肉の味わいを楽しみたい人にはおすすめのサイズです。「完食する自信がある!」という方は、ぜひがっつり味わってみてくださいね。



ちなみに、超特盛と同期デビューの「小盛」サイズは、並盛の4分の3。ちょっと小腹が空いたときの強い味方になりそうです。



■参考資料



  • 吉野家「牛丼」( https://www.yoshinoya.com/menu/gyudon/gyu-don/ )
  • 吉野家「約 30 年ぶりの牛丼 新メニュー発売開始から 1 ヶ月 吉野家、『牛丼 超特盛』100 万食を突破 同時に発売開始した『牛丼 小盛』の販売も好調」(2019.4.8)( https://www.yoshinoya.com/2019/0408/ )
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