長雨が続くと日光不足や過湿によって、花々も病気や害虫の被害を受けやすくなります。
うまく対策をおこなって、梅雨を上手に乗り越えたいものですね。
そこで今回は、梅雨のガーデニング対策をお伝えし、あわせて梅雨の時期にも美しい花が咲く品種を紹介します。さっそくみていきましょう。
■梅雨のガーデニング対策とは?
梅雨は長雨の影響が心配な季節。高温多湿の状態が続くと、根腐れやカビ、ウイルス性の病気が発生しがちです。適切な世話をして、梅雨の時期を上手に乗り切りましょう。
■花ガラ・下葉の処理
咲き終わった花は早めに摘んで、花ガラを処理しておきましょう。黄色になって枯れてしまった葉も同様にむしっておきます。
特に株元の枯れた葉は蒸れの原因にも。株元をすっきりさせ、なるべく風通しのよい状況を作っておきましょう。雑草が生えていたら、抜いておいてくださいね。
■切り戻し
秋に花が咲く品種などは、梅雨から夏にかけて、切り戻しをしたほうがよい場合もあります。切り戻しをすることで、蒸れを防ぎ、上手に夏越しできる品種もありますので調べておきましょう。
■病害虫予防
湿気により、うどんこ病などカビを原因とする病気にかかりやすいのが梅雨の時期。こまめに観察して、適切に薬剤を使用して対策をおこないましょう。
水が溜まりやすい状況も、ナメクジやダンゴムシなどが好む環境。鉢植えの場合は、鉢の下に隙間ができるように配置して、風通しをよくしておきます。