関西には、江戸時代「天下の台所」と呼ばれた大阪を筆頭に美味しい食べ物がたくさんあるので、お土産の選択肢が『あり過ぎて困る』という嬉しい悲鳴は、まさに「関西あるある」。



兵庫県在住の筆者も、他府県に住む友人への土産物にいつも頭を悩ませているので、関西以外の地域から旅行や出張などで来ている方にとってはなおさらかもしれません。



そこで、「関西人が選ぶお土産の定番」として、その名をよく聞く食べ物を7つご紹介します。



■1. 関西あるあるな食べ物1:551の豚まん(大阪)



関西・大阪を代表するお土産と言えば、まずは「551の豚まん」。



吉本芸人・なるみさんが、『551の豚まんがあるとき~♪ないとき~(>_<)』とコミカルに演じるCMのインパクトは絶大で、日常のあらゆるシーンに応用してつい口ずさんでしまいます。



「関西・大阪あるある」な食べ物!お土産の定番としてその名をよく聞く7選

出所:551HORAI 蓬莱 公式サイト



これほど人気の高い「551の豚まん」ですが、お店があるのは関西だけ。



2個入り380円(税込)からあり、買い求めやすいのも魅力です。



■2. 関西あるあるな食べ物2:たこ昌のたこ焼き(大阪)



続いてご紹介するのも、CMが印象的な大阪土産です。



『大阪出るとき連れてって~♪』



このリズミカルなCMソングが忘れられないという方も多いのではないでしょうか。



しょう油のたこ焼をはじめ、キムチやチーズなど様々な味のたこ焼を販売されています。



また、たこ焼だけでなく、特製つゆで食べる明石焼もあるので、兵庫県に行かれた際のお土産にも最適です。



こちらのお土産用の商品『連れてって~♪シリーズ』、いずれの味も価格は1,296円(税込)です。



「関西・大阪あるある」な食べ物!お土産の定番としてその名をよく聞く7選

出所:たこ焼割烹 元祖たこ昌 公式サイト



■3. 関西あるあるな食べ物3:神戸プリン(兵庫)



続いては筆者が住む兵庫県から、トーラク株式会社の「神戸プリン」です。



ノスタルジーな雰囲気ながら洗練されたパッケージが何とも「オシャレなまち・神戸」という感じがして、筆者が好んで使っている兵庫土産の1つです。



卵と乳製品、砂糖のシンプルな素材の組み合わせに、柑橘系リキュールのさわやかな後味が広がる、大人な味わいが楽しめます。



定番の『神戸プリン』は1個入り270円・4個入り1,080円・6個入り1,620円・10個入り2,484円(いずれも税込)で購入できます。



「関西・大阪あるある」な食べ物!お土産の定番としてその名をよく聞く7選

出所:トーラク株式会社 公式サイト



■4. 関西あるあるな食べ物4:明石たこせん(兵庫)



明石には色々なお店が作っている「たこせん」がありますが、筆者の一押しは「永楽堂のあかしたこせん」です。



カリカリ・サクサクの食感と甘辛い特製ダレの味付けが後を引く美味しさで、一度食べだしたら止まりません。



「関西・大阪あるある」な食べ物!お土産の定番としてその名をよく聞く7選

出所:永楽堂 公式サイト



2枚3袋入りを1セットにした巾着は、「お土産をたくさん配るので1つあたりの金額をおさえたいけど見栄えもほしい」というときに、ワンコイン(税込486円)で買えるのでおすすめです。



■5. 関西あるあるな食べ物5:イカナゴのくぎ煮(兵庫)



「イカナゴのくぎ煮」は、生のイカナゴの稚魚を醤油、砂糖、ショウガなどで甘辛く煮た佃煮で、瀬戸内海沿岸地域で古くから作られている郷土料理です。



神戸が発祥の地と言われ、地元では「イカナゴの香りがすると春がやってくる」と、春の風物詩として親しまれています。



家庭料理として食すだけでなく、お土産として買い求める方も多い兵庫県民自慢の逸品で、100g1,000円(税込)前後で手に入ります。



「関西・大阪あるある」な食べ物!お土産の定番としてその名をよく聞く7選

出所:hungryworks/Shutterstock.com



■6. 関西あるあるな食べ物6:赤福(三重)



三重県の観光名所である伊勢神宮のそばに本店を構える「赤福」の赤福餅は、伊勢名物として戦前から長きにわたって愛され続けています。



やわらかいお餅に3筋入った、ほろ甘くなめらかなこしあんを頬張るそのひとときはまさに至福の時間です。



ピンク色の和紙で包んだ『折箱』は、8個入800円・12個入1,200円・20個入2,000円(いずれも税込)があります。



「関西・大阪あるある」な食べ物!お土産の定番としてその名をよく聞く7選

出所:伊勢名物 赤福 公式サイト



■7. 関西あるあるな食べ物7:八ツ橋(京都)



最後にご紹介するのは、言わずもがな京都土産の定番「八ツ橋」。



ニッキの香りがクセになる、日本茶にピッタリの和菓子です。



生地を焼き上げた「八ツ橋」と、焼かずにそのまま切り出した「生八ツ橋」がありますが、筆者の好みは「生八ツ橋」。



やわらかい生地の食感がたまらず、抹茶・イチゴ・チョコレート・黒ごまなど、お店ごとに色んな味のバリエーションがあるので、食べ比べてお気に入りの味を探すのも楽しみの1つです。



500円(税込)ぐらいから購入できて、リーズナブルなのも魅力です。



「関西・大阪あるある」な食べ物!お土産の定番としてその名をよく聞く7選

出所:hungryworks/istock



■8. まとめにかえて



いかがでしたでしょうか。



個人的な思い入れから、兵庫の土産物への熱量が他府県を上回るような選出になってしまった感は否めませんが(笑)。



どれも関西土産の代表格として、関西人がよく名前をあげる食べ物なので、ぜひ参考にしていただければ幸いです。



■参考資料



  • 551HORAI 蓬莱 公式サイト( https://www.551horai.co.jp/ )
  • たこ焼割烹 元祖たこ昌 公式サイト( https://takomasa.co.jp/ )
  • 神戸プリン | TORAKU トーラク株式会社 公式サイト( https://www.toraku.co.jp/brands/kobepudding/ )
  • 明石たこせんやおせんべいの詰め合わせ 永楽堂 公式サイト( https://takosen.co.jp/ )
  • 伊勢名物 赤福 公式サイト( https://www.akafuku.co.jp/ )
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