花を引き立て、庭を明るくしてくれるカラーリーフ。カラーリーフがメインのリーフガーデンは葉が主役の美しい庭です。
緑の葉は庭を清々しい雰囲気に、カラフルな葉色は庭を明るく華やかに彩ってくれるでしょう。
そこで今回は、リーフガーデンをよりオシャレに楽しめるオススメのカラーリーフを紹介します。花が咲く品種もありますので、さっそくみていきましょう。
■リーフガーデンとは?メリットは?

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リーフガーデンとは、葉が個性的な「カラーリーフ」が主役の庭のこと。カラーリーフは多年草や低木であることが多く、園芸店などでは、さまざまな種類の植物をカラーリーフ、あるいはリーフプランツと総称して販売していることもあります。
オシャレな姿の植物が多く、花が咲く品種もあります。カラーリーフ同士を上手に組み合わせると、一年中カラフルな庭を楽しむことができますよ。
カラーリーフをメインに庭づくりをすると、いろんなアレンジが加えられるのもリーフガーデンのメリット。庭に彩りが欲しくなった場合は、ワンシーズンだけ一年草を植えて、庭の雰囲気を手軽に変えることもできます。
■庭や花壇をオシャレに!オススメのカラーリーフ7選
庭のシンボルツリーとしても育てられる低木を植えるときは、好みの木を植えるのがいちばん。木は寿命が長く、庭の印象を左右するため、オシャレな雰囲気の木や、花が可愛らしい木を選ぶとよいでしょう。
低木の足元には、花が咲くカラーリーフを組み合わせて植えると、よりステキな庭になります。
梅雨どきは明るい葉色、夏には涼し気な葉色など、季節に合わせたカラーリーフを植えてみるのもオシャレです。
■ヒューケラ

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リーフカラーがステキな植物といえばヒューケラ。存在感のあるカラフルな葉が主役になるリーフプランツです。控えめに咲く小花もとても魅力的。
暑さにも強い植物ですが、直射日光は避けたほうがよい品種もあります。水はけのよい土壌で多湿に気をつけて育てましょう。※参考価格:300~700円前後(3号ポット苗)
■コリウス

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夏の暑さに強いコリウスは、晩秋までキレイな色を添えてくれるリーフプランツ。斑入りやバイカラーなど、強烈な色合いのようにも見えますが、アクセントとして植えると、驚くほど全体がキレイにまとまります。
花を咲かせると葉が色褪せるので、花穂をときどき剪定するとよいでしょう。※参考価格:150~200円(3.5号ポット苗)
■ギボウシ

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ライトグリーンに斑入りの葉が美しいギボウシ。初夏には香りのよい花が咲きます。
耐暑性・耐寒性ともに優れ、季節によりさまざまな表情が楽しめます。
直射日光の当たらない、適度に湿り気のあるところで育てるとよいでしょう。※参考価格:700~800円(4号ポット苗)
■ユーフォルビア・ダイヤモンドフロスト

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白い蝶が舞うような姿が美しいダイヤモンドフロスト。本来は低木に分類されますが寒さに弱いため、一年草として扱われる場合もあります。暑さや乾燥に強く、日なたの花壇や寄せ植えにオススメ。※参考価格:500~600円(3号ポット苗)
■ハツユキカズラ

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ピンクの斑が入った白や緑の小葉が可愛らしいハツユキカズラ。
ツル性の植物で旺盛に枝を伸ばして生長します。大変さわやかな姿で庭のアクセントになるでしょう。
日陰でも育ちますが、日に当てたほうが斑がキレイに入ります。※参考価格:300~500円前後(3号ポット苗)
■シモツケ

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シモツケはカラーリーフとして、ポット苗で販売されることもある落葉低木。ピンクの可愛らしい花も楽しめます。冬には落葉しますが、春にはキレイなグリーンの葉が芽吹きます。
特に葉がライムグリーンの品種は、色がとても美しくオススメです。
■コルジリネ

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鮮やかな赤色が魅力的なコルジリネ。特に、園芸品種の「レッドスター」は赤紫の美しい葉が印象的です。葉焼けを起こさないよう、直射日光は避けて日当たりと風通しのよい場所で育てるようにしましょう。※参考価格:700~1000円(4号ポット苗)
■まとめにかえて
リーフガーデンは、美しい葉と花を楽しめるステキな庭です。アレンジできる楽しさもあり、メンテナンスが比較的簡単なのも嬉しいところです。
カラーリーフをうまく組み合わせて、ステキなリーフガーデンを作ってくださいね。